自信満々でモナコを迎える2人
去年はコロナの影響で開催されず、伝統のモナコGPは2年振り。ピエール・ガスリーは、2019年にはレッドブル・ホンダで予選、決勝とも5位に食い込んおり、“特別な雰囲気”の伝統のレースを楽しみにしている。角田裕毅は、モナコを走った経験がないけれど、マカオなどで経験を積んでいる公道コースに不安はないとコメント。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2人は、自信満々で伝統のグランプリに臨む。
ピエール・ガスリー
「スペインは全体的に難しい週末だった。ボクは、2/100秒でQ3を逃した。今シーズン、グリッドのトップの10にいなかった初めてだったし、ギャップが本当に小さいかったのでガッカリでした」
「ボク達が、中団の混戦の中ですべてを最適化する必要があると知っていて、最終セッションでかなりのクルマに続けたことが励みになっていました」
「いくつかのポジティブなポイントもあったけれど、シーズンの残りを彼らと戦うステップを踏むために、集中して働く必要があります。完璧は不可能だけれど、総てを試して、レースごとに大きなポイントを獲得するためにはより速いスピードを見つける必要がありますね」
「モナコは、簡単ではないけれど本当に好きな舞台です。そこにいることが本当に嬉しくなるコースです。非常に特別なトラックで、路面のグリップが低いもあってユニークな挑戦が必要なので、できる限り迅速にボク達のクルマが働くかを理解したいと思います」
「モナコでは、できる限り多く走り込むことが重要だけれど、今年は金曜日が1時間半×2から1時間×2に減ったけれど、可能な限り壁ギリギリで走れるかを試されるコースで短縮された時間の中で自信をもってアタックして、土曜日の午後の予選に備えたいですね。予選グリッドが、レース結果の95%を決めることを知っているので」
「モナコの主催者たちは限られた数だけれど観客を招いて行なうレースで、金曜日(中日で走行セッションはない)の朝、シャルル(ルクレール)とパドル・テニスでリラックスできるようになればいいと思っています」
角田裕毅
「前戦のスペインGPが難しい週末(予選16番手でレースは6周リタイア)だったこともあって、モナコを楽しみにしています」
「ミスをしてQ2に進めなかったことは嬉しいことではなかったけれど、そこから反省して前進できるように学ばなければならないと思います。ここまでF1を4レース経験して、精神的なリセットをしようとしています。クルマに対して、ボクのドライビングとの適応を中心に行なっています」
「モナコは、どのカテゴリーでも一度もレースをしたことがないけれど、マカオは経験があるので、公道サーキットをかなり経験しているので、その点はOK。モナコのような公道サーキットではいつもとはまったく違うアプローチが必要です。グリップが非常に低い路面は、セッション毎に大きく変化するので、走れる時間をできる限り多くするために、FP1とFP2では小さなミスも犯すことできません」
「この週末ごろに多くの異常なファクターがあるけれど、木曜日の
フリー走行で集中力を失わないで適応させられると確信しています。
「特殊なコースへの準備をするために、たくさんの時間をシミュレーターに乗り、自分のスキルアップだけでなく、エンジニアがクルマをセットアップする手助けできるように、できる限りデータを提供しました。公道サーキットではいつもよりそれが重要だと思います」
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri