スコット・ディクソン最速!! 琢磨まずまずの8番手
インディアナポリス・モーター・スピードウェイで21日金曜日に行なわれた第105回インディアナポリス500の『ファステストラップ』で、スコット・ディクソンが233.302mphの最速ラップを記録した。
NTTインディカー・シリーズ最多の6回のタイトルを誇るディクソンは、水曜日にも最速。「チームは本当に速かった」とコメントした。
「今日は本当に大変でした。明確なトラックを取得するのは本当に難しい。全員が最適のタイミングで走りたがっているからね」
コルトン・ハータが232.784マイル/hで2位、木曜日最速だった2013年のインディ・ウィナーのトニー・カナーンが232.690マイル/hで3位、マーカス・エリクソンとアレックス・パロウまでのトップ5がホンダ・ユーザーで占められた。
7番手に甘んじた2016年のインディ500ウィナーのアレクサンダー・ロッシは、「今日のようにターン2で風が弱くなると、面白くなる。なぜかターン2は難しいです」と肩をすくめ、2度のインディ500ウィナーの佐藤琢磨がロッシに続き、好調をアピールした。
木曜日から過給圧の追加でパワーが80〜90馬力、速度が8mph高くなっている。レースまではこの規定が継続され、予選は、30分ずつのグループに分けられ、午前9時30分から10時30分(日本時間22時30分から23時30分)に行なわれる。
第105回インディカー『ファステストラップ』トップ10
1. スコット・ディクソン H
2. コルトン・ハータ H
3. トニー・カナーン H
4. マーカス・エリクソン H
5. アレックス・パロウ H
6. パトリシオ・オワード C
7. アレクサンダー・ロッシ H
8. 佐藤琢磨 H
9. エド・ジョーンズ H
10. ライアン・ハンターレイ H
※詳細結果
【STINGER】
photo by INDYCAR