角田、次のバクーで経験を活かしたい
モナコに似た特製を持つバクーのコース。
モナコでF1の洗礼を浴びた角田裕毅。しかし、臆せず心機一転、次のステップを睨んでいる。
「バクーを走るのは初めてですが、同じ公道コースのモナコでのレッスンが役に立つと思います。モナコと同じく、バクーも一度も走ったことがなりませんが、シミュレーターでたくさん走り込みました」
「ほとんどのコーナーが90度ターンであることなど、モナコと似ている点が多いバクーは、とても興味深いですが、モナコより、やりやすいように見えるので期待しています」
「ここでも、モナコと同じようにできる限りたくさん走るのが目標ですが、ここまでに経験したことを全部活かして、フリー走行と予選では、壁には近づきすぎないように気をつけたいと思います」
「モナコでは、フリー走行2でガードレールに接触してしまったけれど、多くのことを学び、本当に楽しんで、素晴しい経験になったので、次のアゼルバイジャンGPでそれを活かしたいと思っています」
「ここまでの5戦で、木曜日のメディア対応などの、エネルギーを使うレースの週末の“驚き”にも慣れてきて、いまは総てをポジティブに感じられて快適になっています」
「シーズン開始からマシンを素晴らしく進化させたチームに感謝しています。エンジニアとできる限り多くの時間、話をしたいと思っていますが、それだ進化の手助けになっていて、彼からたくさんのことを学んで急勾配な学習曲線を描いていると思うのでさらに上昇したいと思いっています」
「技術面ではまだチャレンジがたくさんあります。マシンのセットアップも苦闘しているひとつですが、5回のレースだけですが、間違いなくクルマについてたくさん学んでいます。まだ若干のプレッシャーはありますが、精神的には悪くない状態で、F1ドライバーとしての総てを楽しんでいるので、物事が正しい方向に向かっていると思います」
「モナコでは、ファンに会う新しい経験をし、彼らが狂ったようにドライバーの名前を呼んでいるのが聞こえることもありました」
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri
