角田裕毅アゼルバイジャンGP決勝に照準!!
5日にバクー公道コースで行なわれたアゼルバイジャンGPの予選で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はアップダウンの激しい心境に晒された。
午前中のフリー走行3を8位で仕上げ、まずまずだった角田裕毅は、初めてQ3に進出し、8番手のグリッドを得た。
しかし、Q3でバリアに接触して、最後のアタックを完走できなかった。それでも、流は悪くなく、決勝に向けて気合を充実させている。
Q1: 1’42.521
Q2: 1’41.654
Q3: 1’42.211 pos. 8th
「今日は本当に複雑な気分です。ここバクーで週末を通して進歩を見せられていたことはとてもポジティブですし、初めてQ3に進出することもできました。もっと前のポジションでレースをスタートできるポテンシャルがあったのですが、少しプッ シュしすぎてしまい、思い通りの予選になりませんでした」
「そのことについてはとても残念に思っていますし、チームに対しても本当に申し訳なく感じています。明日はまた別の一日になるので、気持ちを改めてレースに臨みます」
「このサーキットは モナコよりはるかにオーバーテイクがしやすいですし、タイヤ戦略をうまく機能させれば、ボクたちにとっていいレースになると思っています」
F1に慣れ、自分のポジションも見えてきた。ここまでと違う角田裕毅をみられることを期待して日本時間21時のスタートを待ちたい。
[STINGER]山口正己
photo by Honda