ホナー・レッドブル代表、ハミルトンを糾弾
18日に行なわれたF1GP第10戦イギリスGPのアクシデントについて、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホナーチーム代表のコメントを、ホンダが報告した。
ホナーは、「イギリスGPのレースウイークをこういう形で終えることになるのは本当に残念」と前置きして、以下のように語った。
「マックスが自力でマシンを降りてられたことが幸いでしたが、彼はその後病院で検査を受け、現在も経過観察の最中です」
「映像を何度も見返しましたが、コ プスのようなF1の中でも最速のコーナーの一つで、イン側からホイールを向けてくるというのは間違った判断で、ルイスが両ドライバーを多大なリスクにさらしたと感じざるを得ません」
「接触の瞬間を見て分かるように、ルイスはマックスに並びかけて おらず、ルイスの左フロントがマックスの右リアに当たっています。この動きによって、マックスは51Gもの衝撃とともに壁に激突しました。マックスとヨス(フェルスタッペンの父親)と連絡を取っており、このあとまた状況をアップデートしようと思い ます」
「チェコ(ペレス)にとっては厳しいレースになりました。ピットレーンスタートからすぐにポジションを上げたものの、DRSトレインに引っかかり、タイヤのデグラデーションが大きくなってしまいました。レース終盤では、ファステストラップを記録 するために彼をピットに入れました。チャンピオンシップでは我々がまだリードを保っていますが、今日の出来事はチャンピオンシップ獲得に向けて、我々の闘志にさらなる火をつけたと思っています」
【STINGER】
photo by Honda