ハッピー&アンハッピー、ガスリーと角田のハンガリーGP初日
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの二人は、正反対の初日となった。
ピエール・ガスリーは、6番手と、彼らのマシンの最高の結果を記録したのに対して、角田裕毅は、フリー走行1でスピンからコースオフを喫し、バリアにリヤを当ててギヤボックスを壊してフリー走行2をほぼ失った。
ピエール・ガスリー
フリー走行1:1分18秒181 5番手(27周)
フリー走行2:1分18秒113 6番手(31周)
「少し苦戦したシルバーストーンの後だったので、今日はとても満足です。再びポテンシャルを取り戻したことが分かったからね。クルマは高い気温の中でもいい感触だで、明日に向けてやることが見えました」
「アルパイン・ルノーが非常に速いので、対抗するために、今夜は集中してデータを検証しなくてはならないけれど、もしかすると雨が降るかもしれないので、明日はさまざまな路面コンディションが考えられるけれど、クルマのペースがいいので、明日の予選に自信をもって臨めそうです」
角田裕毅
フリー走行1:1分18秒770 12番手(18周)
フリー走行2:1分19秒671 17番手(3周)
「今日に本当にがっかりです。FP1でミスをして、時間を大幅に失うことになりました。リヤが非常に神経質だと感じて、高速コーナーで、ピエールに比べて大きくタイムをロスしていたので、そこを改善しようとしていて、コントロールを失って壁にぶつけてギヤ・ボックスを傷めてしまいました」
「チームは、フリー走行2に間に合うように本当に熱心に作業してくれて、フリー走行が終わる寸前にコースインできました。そのお蔭で、プッシュできるラップを走ることができました。そこで走ってデータが採れたので、エンジニアと今夜、データを検討して予選に備えることができます」
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri