フェッテル、燃料不足で失格
レース終了後にショッキングな裁定が出た。
8月1日に行なわれたF1GP第11戦ハンガリーGPで、アルピーヌのエスティバン・オコンの初優勝に続いて2位でゴールしたアストンマーチンのセバスチャン・フェッテルは、レース後の審査で失格が言い渡された。
理由は、検査のために1リットルの燃料を提出しなればならないところ、タンクには0.3リットルしか残量がなかったため。フェッテル+アストンマーチンは、トロフィーを返還し、18ポイントを失った。
スタート直後の混乱をうまくすり抜けて2位にポジションアップしたフェッテルは、70周レースの間、ずっとオコンにプレッシャーをかけ続け、バクーの第6戦アゼルバイジャンGP以来今年二度目の表彰台だった。
この結果、フェッテル以降にいたドライバーはポジションが一つずつ上がり、2位にハミルトン+メルセデス、3位にサインツ+フェラーリが上がり、以下のような順位になる。
アストンマーチンは、FIA判定を不服として、上告の準備中という。
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photo by Asonmartin / formula1.com