超先進クルマ椅子
2019からスクーデリア・アルファタウリ・ホンダをスポンサーとしてサポートするRDSが、車椅子の概念を変える未来型車モビリティー『WF-01』を発表した。
RDSは、医療・福祉、最先端ロボットの開発などの製品開発を行ない、新しいモノ作りのカタチを世界に発信、世界最軽量の『ドライカーボン松葉杖』でグッドデザイン金賞を受賞し、ソチ、平昌では、チェアスキーの金メダルを含む、7個のメダル獲得に貢献。モータースポーツにも深く関わってきた。
そのRDSが、東京パラリンピック2020に出場する車椅子陸上アスリートの伊藤智也選手に提供するのが、『WF01』だ。
伊藤選手は、2005年に障がい者で唯一、ギリシャのマラソン博物館殿堂入りう果たし、2008年の北京では400m、800mに世界記録で金メダル、2012年ロンドンでは200m、400m、800mで銀メダルを獲得している。
『WF01』は、「Wheel Formula 01」の頭文字。“乗り物としてワクワクさせる高性能と胸の高鳴るルックスを兼ね備えた存在”をコンセプトにしており、車いすの概念を根底から覆したスーパーモビリティとして福祉機器の存在を超え、車いすを必要としない人たちの心にも響くスタイリングで登場し手注目を集めている。
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photo by RDS