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日本GP開催中止!!

秋晴れの舞台は、今年もお預け。

10月10日に、2021F1GP第17戦として予定されていた鈴鹿サーキットの日本GPの中止が発表された。

理由は、勢力を伸ばし続けるコロナ禍の、防疫対策・輸送計画・査証申請など安全確保の保証の問題。鈴鹿サーキットは、問題を解決すべく、スポーツ庁などの関係省庁、三重県、鈴鹿市、国立病院機構三重病院、そして日本自動車連盟や、駐日英国大使館、管轄区域保健所、中部国際空港、関西国際空港、三重県立総合医療センター、鈴鹿中央総合病院、三重大学医学部附属病院、そして近隣ホテル等の協力企業と開催に向けて徹底した検討を重ねたが、悪化の一途をたどるコロナ禍の状況から、開催まで2カ月を切った8月18日午後5時に中止を決断した。

『株式会社モビリティランドは、2021年10月8日(金)~10日(日)に、鈴鹿サーキットで開催予定でありました「2021 FIA F1世界選手権シリーズ Honda 日本グランプリレース」につきまして、本年度の開催を中止することを決定いたしました』として、以下のようなステイトメントを伝えた。

「2021 FIA F1世界選手権シリーズ Honda 日本グランプリレース」の開催中止について

2021年10月8日(金)~10日(日)に、鈴鹿サーキットで開催予定でありました「2021 FIA F1世界選手権シリーズ Honda 日本グランプリレース」(以下、F1日本グランプリ)につきまして、本年度の開催を中止することを決定いたしました。

F1日本グランプリを開催するために設定された期日までに、F1海外関係者の日本入国が確実な状況に至らなかったために、やむなく開催中止の決断をいたしました。

弊社は、Formula1とともにF1日本グランプリ開催に向けて、昨年末より、海外関係者入国受入に伴う、防疫対策・輸送計画・査証申請などの準備を進めてまいりました。この準備は、大きなチャレンジであり、特別な今年のF1日本グランプリを開催するために、膨大な時間をかけて取り組んでまいりました。

この準備にあたっては、スポーツ庁などの関係省庁、三重県、鈴鹿市、国立病院機構三重病院、そして日本自動車連盟をはじめ、駐日英国大使館、管轄区域保健所、中部国際空港、関西国際空港、三重県立総合医療センター、鈴鹿中央総合病院、三重大学医学部附属病院、そして近隣ホテル等の協力企業の皆様に、多大なるご尽力を賜り、感謝申し上げます。

私どもにとっても、ファンの皆様と同じく、非常に辛い決断でございますが、昨年来より続く新型コロナウイルス感染症による影響として、ファンの皆様および関係者の皆様におかれましては、ご理解くださいますようお願いいたします。

株式会社モビリティランド田中薫代表取締役社長 

「非常に苦しく、悔しく、残念な決断となりました。2年ぶりのF1日本グランプリ開催を目指して準備を進めておりましたが、やむなく中止の決断をいたしました。

7年ぶりの日本人ドライバーである角田裕毅選手の凱旋や、HondaF1最後の雄姿をご覧いただきたいという強い思いを持って、開催に向けて膨大な準備に取り組んでまいりました。これまでの取り組みにご理解とご協力をいただきましたスポーツ庁、三重県、鈴鹿市そしてFormula1をはじめとする全ての皆様に厚く御礼申し上げます。

2年連続でF1日本グランプリ開催中止という、極めて悔しい決断となりましたが、我々はこの瞬間より来年のF1日本グランプリ開催に向けてスタートいたします」

※『日本GP中止の波紋』など、関連記事を追ってお届けします。

【STINGER】
photo by Forceindia

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