レッドブルとの50戦目を迎えてやる気満々の田辺TDとホナー代表
レッドブル・ホンダとして、記念すべき50戦めのスパ-フランコルシャンを前に、ホンダとレッドブルの二人の代表は、それぞれ気合充実で会場に乗り込んだ。
ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカルディレクター
「今週末のベルギーGPは、Red Bull Racing とHondaにとって記念すべき50戦目のレースになります」
「振り返ると、約2年半という短い期間の中で、F1復帰後初勝利や初ポールポジション獲得、ダブルポディウムや5連勝など、いくつもの素晴らしい成果を一緒に残してきました」
「パートナーシップ締結当時にはF1復帰後の表彰台さえ未経験だったHondaが、プロジェクト最終年の今年にRed Bull Racingと一緒にチャンピオンシップを争うまでに成長してきた歩みを思うと、本当に感慨深いものがあります」
「これもすべて、レッドブルとホンダののメンバーが、常にうまくコミュニケーションを取りながら重ねてきた努力の結果です。チャンピオンシップ獲得という大きな夢を共有しながら、常にホンダを信頼し、非常にオープンかつフェアな姿勢で臨んできてくれたレッドブル・レーシングに、改めて感謝の想いを伝えたいと思います」
「もちろん、ここまでの進歩は、素晴らしい成績を残してきてくれたドライバーたち、そしてレッドブル・ホンダだけでなく、一緒に成長を続けてきたスクーデリア・アルファタウリなくしては、成しえなかったとも考えています。2つのチームともに、我々にとっては最高のパートナーであり、ここまで一緒に成し遂げてきたことを誇りに感じています」
「残念ながら、Honda F1にとっては残すところあと12戦のみになりました。最後に笑ってフィナーレを迎えることができるよう、ここからもレッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダとともに全力でレースに挑んでいきます」
ホンダとの50戦目を迎えたホナー代表「誇らしい戦績」
クリステャン・ホーナー|レッドブル・レーシング・ホンダ・チーム代表
「我々とHondaとの関係性は、2019年のパートナーシップ開始以来、時を経るごとに強いものになっています。そして、ここまで一緒に戦った49戦で、11勝・ポディウム登壇32回という結果を出していることを、非常に誇らしく思っています」
「スパでのレースは、我々にとっての50戦目となり、ここまで自分たちが成し遂げてきたことを振り返るいい機会になります。今年はチャンピオンシップを争うだけの競争力を見せられていますが、改めて、これまでのホンダのメンバー全員の多大なる努力とコミットメントに対し、感謝の想いを伝えます。そして、ここからさらなる成功を、一緒に積み上げていければと思っています」
【STINGER】
photo by Honda