4台中3台がトップ7–ベルギーGP予選のホンダby田辺TD
トップ7に4台中3台のホンダ・パワーがトップ7に食い込む活躍を見せたベルギーGP。マックス・フェルタッペンはホンダの50戦目を、素晴しい雨中走行でポールポジションかさのスタートを決め、ピエール・ガスリー6位、セルジオ・ペレス7位、そして角田裕毅は17番手グリッドから上位を目指す。
マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング・ホンダ
FP3 : 1st / Q1: 1’58.717 / Q2: 1’56.559 / Q3: 1’59.765 PP
「ホームグランプリでポールポジションを獲れてとてもうれしいfさど、簡単ではありませんでした。ラップをまとめるのが大変で、正しいタイミングと適切なラインを探りながら、どのくらいのスピードでコーナーに進入すべきかを判断しま した」
「長い赤旗中断の後だったので、難しかった。タイヤの熱入れも重要で、このような長いコースではラップタイムに2~3秒の影響が出ます」
「明日のスタートはドライかウエットか分かりません。もしウエットでも先頭からのスタ ートのため、視界がクリアになるので気にしてはいませんが、クリーンでいいスタートを切れればと思います」
「ランド(ノリス)は大きな衝撃を受けていると思うので、彼が無事で、大きなケガがなければと思います。仲のいい友達ですし、明日彼がレー スに出場できることを願っています」
セルジオ・ペレス レッドブル・レーシング・ホンダ
FP3 : 2nd / Q1: 1’59.334 / Q2: 1’56.886 / Q3: 2’02.112 7th
「今日はマシンの調子もよく、もっとペースがあったと思うので、結果については悔しく思っています」
「常に変わり続ける天候の下での予選は難しかったですし、最後のアタックが最も大切だったのですが、タイムアップを果たすことができませ んでした。結果は残念でしたが、明日も天候が不安定であらゆることが起きうると思うので、チャンスはたくさんあると思っています」
「チームがいい仕事をしていますし、明日のレースでトラブルを避けることができれば、いい結果に向けて戦うこと ができるでしょう」
「ランド(ノリス)がマシンから自分で降りてこられたことはよかったですし、問題ないことを願っています」
「金曜のドライバーズミーティングではオー・ルージュに対する懸念を上げていましたし、来年は対策をしてほしいです。明日のレースで今日のようなコンディションになった場合、あのようなブラインドスポットでのコンタクトは避けたいですし、間違いなく対策が必要だと思います」
ピエール・ガスリー スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
FP3 : 7th / Q1: 2’00.387 / Q2: 1’56.440 / Q3: 2’01.164 6th
「面白い予選となり、このコンディションでのドライビングを楽しみました。コース上で何が起きるか予想がつかない中で、マシンの持つ限界まで攻める必要がありました」
「6番手は、再び素晴らしい予選結果になりましたし、レースはいい位置からスタートできます」
「厳しい展開でしたが、ランド(ノリス)が自力でマシンを降りて無事な様子が見られてよかったです。明日の天候がどうなるかは分かりませんが、レースウイークを通じて変化しやすくなっているので、明日の朝、カーテンを開けるのがを見るのが楽しみです」
角田裕毅 スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
FP3 : 17th / Q1: 2’02.413 17th
「レースウイークが進む中で徐々にペースを上げてマシンに対する自信を深めていこうと取り組んできました」
「それは上手くいったと思いますし、フリー走行の各セッションを通じてペースを組み立てていきましたが、特にF1マシンでウエッ トの経験がまだ多くないので、今日の予選のコンディションは簡単ではありませんでした」
「マシンのペースは明らかにいいので、Q2に進めなかったことは残念ですが、ボクには速さが足りませんでした。明日のレースでは追い上げができるように、複雑な コンディションになればと思っています」
【STINGER】
photo by Honda