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ライブタイムメモ/2021F1GP第13戦/オランダGP/ザンドボールド・サーキット/決勝

ライブタイムメモ
2021F1GP第13戦
オランダGP
ザンドボールド・サーキット
決勝

<14時30分>
ザンドボールド・サーキットは、週末で最高の空模様で決勝レースを待っている。

気温は21℃。ここまでの週末と同じく、雨は夜半までコースを濡らすのを遠慮している。

☆☆ 激しい予選で、圧倒的なスピードを見せた開催地オランダの英雄マックス・フェルタッペンだったが、予選終了間際に、ルイス・ハミルトンが久々に魅せた。ハミルトン+メルセデスが記録したタイムは、それまで、2位以下にコンマ5秒以上の大差を着けていたフェルタッペン+レッドブル・ホンダとの差38/1000。フロントローは、対決ムードをいやでも盛り上げた。

いつものように、最初の見どころは、緩い下り坂から右切れ込む1コーナーだ。

予選結果はこちら→<https://f1-stinger2.com/f1_data/20210904sdadsfvdsvnmk2>

☆☆ もう一つの大きな注目は、ペレス+レッドブル・ホンダが16番手に沈み、フェルタッペン+レッドブル・ホンダがサポートをなくしているのに対して、メルセデスは3番手にバルテリ・ボッタスが着けていること。チームは、例えば作戦を二手に分けることができるが、フェルタッペン+レッドブル・ホンダは、単独の闘いになること。

ドライバーとマシンだけでなく、“チーム戦略”が勝敗のカギを握る面白いレースが期待される。

☆☆ さらに、金曜日と土曜日に連発した赤旗が、レース中にも出る可能性が極めて高いことも、命運を握っている。

☆☆ ウィリアムズの2台は“やりすぎた”(ラッセル)ことでクラッシュした。攻め甲斐のあるコースはそれだけリスクが高くなることを意味している。

<15時00分>
オレンジ色一色といっていいスタンドが見守る中で、フォーメーションラップが始まった。
ラティフィ+ウィリアムズは、ペレス+レッドブル・ホンダとともにピットからスタートする。

角田裕毅+アルファタウリ・ホンダは14番手から、2019年最終戦以来のF1となにロベルト・クビツァが、キミ・ライコネンの代役でアルファロメオのコクピットに納まっている。

<15時03分>
スタート!!
フェルタッペン+レッドブル・ホンダは、右のハミルトン+メルセデスを意識して、斜め右を向いてグリッドに着け、ダッシュを決めて第一コーナーを最初に回った。

☆☆ ジオヴィナッツィ+アルファロメオとアロンソ+アルピーヌが軽くタッチ。

<15時04分>
72周レースの2周目
1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+メルセデス
4. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
5. ルクレール+フェラーリ
6. サインツ+フェラーリ
7. アロンソ+アルピーヌ
8. オコン+アルピーヌ
9. リカルド+マクラーレン
10. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
11. ラッセル+ウィリアムズ
12. ストロール+アストンマーチン
13. ノリス+マクラーレン
14. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
15. フェッテル+アストンマーチン
16. クビツァ+アルファロメオ
17. マゼピン+ハース
18. シューマッハ+ハース
19. ペレス+レッドブル・ホンダ
20. ラティフィ+ウィリアムズ

4周目
フェルタッペン+レッドブル・ホンダがファステストラップで逃げる。

5周目
アロンソとオコンのアルピーヌ同士のバトルが続いている。
シューマッハ+ハースが、ピットイン。ハードタイヤに交換した。

☆☆ 後ろからスタートしたアロンソは、巧みな位置取りでオコンを1コーナー立ち上がりでアウト側から抑えにかかったが果たせずに、フロントタイヤをオコンの左リヤタイヤに軽くタッチ。

9周目
フェルタッペン+レッドブル・ホンダはハミルトン+メルセデスに3秒以上の水を開けている。
ペレス+レッドブル・ホンダがピットイン。

10周目
フェルタッペン+レッドブル・ホンダがF1通算1000ラップ目のラップリーダーを記録した。

<15時15分>
11周目
ハミルトン+メルセデスがトップのフェルタッペン+レッドブル・ホンダとの差をジワジワと詰めている。。現在2.8秒差。

☆☆ フェッテル+アストンマーチンがソフトからハードに交換。
☆☆ タイヤを交換したペレス+レッドブル・ホンダがファステストラップ。

14周目
ハミルトン+メルセデスは、セクター1で区間ベストをマークして追っているが、フェルタッペン+レッドブル・ホンダもペースを上げてこを再び3秒に開けた。

16周目
ペレス+レッドブル・ホンダがマゼピン+ハースを交わして17番手へ。
☆☆ すでにタイヤを交換しているので、後半戦が楽しみ。

19周目
ペレス+レッドブル・ホンダがラティフィ+ウィリアムズを交わして16番手へ。

20周目
1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+メルセデス
4. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
5. ルクレール+フェラーリ
6. サインツ+フェラーリ
7. アロンソ+アルピーヌ
8. オコン+アルピーヌ
9. リカルド+マクラーレン
10. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
11. ラッセル+ウィリアムズ
12. ストロール+アストンマーチン
13. ノリス+マクラーレン
14. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
15. クビツァ+アルファロメオ
16. ペレス+レッドブル・ホンダ
17. ラティフィ+ウィリアムズ
18. マゼピン+ハース
19. フェッテル+アストンマーチン
20. シューマッハ+ハース

22周目
ハミルトン+メルセデスがピットイン。ミディアム・タイヤに交換。
続いてフェルタッペン+レッドブル・ホンダがソフトからミディアムへ。

23周目
ハミルトン+メルセデス、ファステストラップ。

24周目
ペレス+レッドブル・ホンダが角田裕毅+アルファタウリ・ホンダに追いついてパス。14番手へ。

25周目
ガスリー+アルファタウリ・ホンダが4位からピットイン。ソフトからミディアムへ。7番手でコースに戻った。

<15時37分>
28周目
フェルタッペン+レッドブル・ホンダを追うハミルトン+メルセデスのラインが、コーナーへの切り込みでよりインサイドからアプローチしているように見える。フロントタイヤ的には、フェルタッペン+レッドブル・ホンダより負担が少ない!?

29周目
1ストップ作戦のガスリー+アルファタウリ・ホンダが2ストップのアロンソ+アルピーヌをパス。6番手へ。

30周目
フェルタッペン+レッドブル・ホンダがボッタス+メルセデスに追いついた。DRSを使って大歓声の前でトップに復帰。ハミルトン+メルセデスも続いてボッタス+メルセデスに譲られてフェルタッペン+レッドブル・ホンダを追う。
☆☆ ハミルトン+メルセデス、ファステストラップ。

32周目
ボッタス+メルセデスがピットイン。ミディアムへ。サインツ+フェラーリも続いた。ハードタイヤへ。

34周目
フェルタッペン+レッドブル・ホンダとハミルトン+メルセデスの差は1.6秒。ラップタイムはハミルトン+メルセデスがやや速い。

35周目
1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+メルセデス
4. ルクレール+フェラーリ
5. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
6. サインツ+フェラーリ
7. ノリス+マクラーレン
8. ペレス+レッドブル・ホンダ
9. アロンソ+アルピーヌ
10. オコン+アルピーヌ
11. リカルド+マクラーレン
12. ラッセル+ウィリアムズ
13. ストロール+アストンマーチン
14. クビツァ+アルファロメオ
15. フェッテル+アストンマーチン
16. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
17. ラティフィ+ウィリアムズ
18. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
19. マゼピン+ハース
20. シューマッハ+ハース

38周目
フェッテル+アストンマーチンが1コーナーでスピン、直後にいたボッタス+メルセデスが危うく交わし、黄旗が出たが、フェッテル+アストンマーチンが復帰したので直ぐに解除。

39周目
フェルタッペン+レッドブル・ホンダに続いて、ハミルトン+メルセデスがペレス+レッドブル・ホンダを周回遅れに。

40周目
ハミルトン+メルセデスが2回目のピットイン。

41周目
続いてフェルタッペン+レッドブル・ホンダがミディアムからハードへ。2.1秒で交換を終えてハミルトン+メルセデスの前でコースに戻った。

42周目
残り30周
ハミルトン+メルセデス、1分13秒台のファステストラップで追い上げ差を3秒から2秒台に縮めたが、呼応してフェルタッペン+レッドブル・ホンダがペースを上げて差を広げていく。

46周目
トップ9がミディアム・タイヤ、その後13番手までがハードタイヤ。終盤にどう影響する?

49周目
ペレス+レッドブル・ホンダがピットイン。ソフト・タイヤを得てラッセル+ウィリアムズとストロール+アストンマーチンの間でコースに復帰。

50周目
1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+メルセデス
4. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
5. ルクレール+フェラーリ
6. サインツ+フェラーリ
7. アロンソ+アルピーヌ
8. オコン+アルピーヌ
9. ノリス+マクラーレン
10. リカルド+マクラーレン
11. ラッセル+ウィリアムズ
12. ペレス+レッドブル・ホンダ
13. ストロール+アストンマーチン
14. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
15. ラティフィ+ウィリアムズ
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
17. クビツァ+アルファロメオ
18. フェッテル+アストンマーチン
19. シューマッハ+ハース
—-以下、リタイア
マゼピン+ハース

51周目
角田裕毅+アルファタウリ・ホンダがピットからの指示でピットでリタイア。

54周目
ペレス+レッドブル・ホンダが10番手のリカルド+マクラーレンに接近している。

56周目
ペレス+レッドブル・ホンダがリカルド+マクラーレンの前に出て、ポイント圏内に入った。前は8秒+の距離にノリス+マクラーレンがいる。ペースは0.5秒ほどペレス+レッドブル・ホンダが速い。

57周目
1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+メルセデス
4. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
5. ルクレール+フェラーリ
6. サインツ+フェラーリ
7. アロンソ+アルピーヌ
8. オコン+アルピーヌ
9. ノリス+マクラーレン
10. ペレス+レッドブル・ホンダ
11. リカルド+マクラーレン
12. ラッセル+ウィリアムズ
13. ストロール+アストンマーチン
14. ラティフィ+ウィリアムズ
15. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
16. フェッテル+アストンマーチン
17. クビツァ+アルファロメオ
18. シューマッハ+ハース

☆☆ 1-2の差は1.6秒から1.8秒当たりを行き来していたが、ここで3秒に開いた。

<16時20分>
62周目
残り10周。
ハミルトン+メルセデスのペースが落ち、差は4秒に広がった。

<16時20分>
62周目
残り10周。
ハミルトン+メルセデスのペースが落ち、差は4秒に広がった。ハミルトンはチーム無線で“タイヤが終わっている”と報告していたが、これはいつものようなブラフではなく、本当だった。

65周目
サインツ+フェラーリvsアロンソ+アルピーヌの6位争い、ノリス+マクラーレンvsペレス+レッドブル・ホンダの9位争いが激しく続いている。

67周目
ペレス+レッドブル・ホンダがノリス+マクラーレンを交わして9番手へ。

☆☆ ペレス+レッドブル・ホンダがノリス+マクラーレンをパスするときに二度接触。ペレスはチーム無線で、“フェアではない”と報告。ノリス+マクラーレンは、ペレス+レッドブル・ホンダの方を見ながら当たった。

68周目
ボッタス+メルセデスがピットイン、ソフトタイヤに換えてファステストラップ狙い。時間がかかったが、ハミルトンを前に出すための“時間調整”!?

68周目
ボッタス+メルセデスがファステストラップ。チームから“ファステストラップを出さないように”と指示があり、ボッタスはセクター3でコンマ8秒落としたが、ファステストラップになってしまった。

☆☆ ハミルトン+メルセデスがピットイン。ソフトタイヤに換えて最後にファステストラップを狙う。

ゴール!!
フェルタッペン+レッドブル・ホンダが大歓声のスタンディングオベーションに迎えられて、オランダGP20人目のウィナーに。

☆☆ ハミルトン+メルセデスが、最後にファステストラップを記録した。

[STINGER]山口正己
photo by Honda

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F1ドライバーズ・ポイント
1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

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