フェルタッペン、母国GPで最速!!–ガスリー殊勲の4位!!
2021F1GP第13戦オランダGPの予選が9月4日土曜日にザンドボールド・サーキットで行なわれ、レッドブル・ホンダのフェルタッペン+レッドブル・ホンダが今期7回目、F1合計10回目、そして、35年ぶりに行なわれた母国GP初のポールポジションを決めた。
全員が初めて走るザンドボールド・サーキットは、鈴鹿サーキットと同じジョン・フーゲンホルツの設計したテクニカルコース。その難易度の中で、F1ドライバーのテクニックと集中力を際立たせる闘いが展開した。
トップのフェルタッペン+レッドブル・ホンダに最後に食い下がったのはハミルトン+メルセデス。それまで圧倒的だったフェルタッペン+レッドブル・ホンダの1分08秒台という驚速タイムに、38/1000秒差のアタックは、ハミルトンの集中力を再認識させた。
ボッタス+メルセデスを挟んで4位にスクーデリア・アルファタウリ・ホンダを駆るピエール・ガスリーが食い込み、改めてポテンシャルの高さを証明した。
Q2でクラッシュを喫したラッセル+ウィリアムズは、セクター1全体ベストを記録、ここでも才能を際立たせた。
Q1でレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスがノックアウトされる想定外の結果となったが、角田裕毅+アルファタウリ・ホンダもQ2で敗退を喫する厳しい闘いだった。
決勝レースは、明日日曜日の15時(日本時間22時)にスタートする。
2021F1GP第13戦オランダGP予選結果
1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ 1分08秒885
2. ボッタス+メルセデス
3. ハミルトン+メルセデス
4. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
5. ルクレール+フェラーリ
6. サインツ+フェラーリ
7. アロンソ+アルピーヌ
8. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
9. リカルド+マクラーレン
10. オコン+アルピーヌ
—-以下、Q2ノックアウト
11. ラッセル+ウィリアムズ
12. ストロール+アストンマーチン
13. ノリス+マクラーレン
14. ラティフィ+ウィリアムズ
15. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
—-以下、Q1ノックアウト
16. ペレス+レッドブル・ホンダ
17. フェッテル+アストンマーチン
18. クビツァ+アルファロメオ
19. シューマッハ+ハース
20. マゼピン+ハース
[STINGER]山口正己
photo by HONDA