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ホンダ勢4人のモンツァ初日–3-6-9-17番手

ぐんぐんと注目度を高めているガスリー+アルファタウリ・ホンダ。

高速モンツァで、ホンダ勢はそれぞれの闘い方で、フェルタッペン+レッドブル・ホンダが3番手、ガスリー+アルファタウリ・ホンダがー6番手、ペレス+レッドブル・ホンダが9番手に食い込んだ。

Q1では、各車がお互いのトウ(スリップストリーム)を使おうとする駆け引きで、コース上には多くのトラフィックが発生、これをいかに避けるかがタイム向上のカギになった。Hondaパワーユニット勢は、4台揃ってQ1突破タイムをマークしたが、角田裕毅はベストタイムを記録した最終アタックでトラックリミット違反の裁定で17番手となり、Q2進出を逃した。

Q2も、各チームがコースインのタイミングを見計らったことで、ピットレーン上で混雑が勃発。マシン同士のニアミスがあった中、ホンダ・パワーユニット勢は混乱の影響を受けず、フェルスタッペン、ガスリー、セルジオ・ペレスの3台がQ3に進出。

Q3では、レッドブル・レーシングの2台が連なってコースイン。ペレスが先行し、フェルスタッペンにトウを受けさせる戦略で、フェルスタッペンは1分19秒台に入れて3番手で予選を終え、ペレスは9番手。

ガスリーはここ数戦の予選の好調さを維持して6番手タイム。明日のスプリント予選での3列目スタートを決めた。

一方、ガスリーのチームメイトの角田裕毅は、10番手のタイムを記録したが、最終パラリカでトラックリミットを判定されてペナルティを受け、セカンドタイムで17位に甘んじた。

マックス・フェルスタッペン/レッドブル・レーシング・ホンダ
FP1:2nd / Q1:1’21.035 / Q2:1’20.229 / Q3:1’19.966 pos. 3rd
「最高の予選とはならなかったけれど、このコースではボクらはいつも厳しい戦いになると考えています。FP1では期待よりも苦戦しましたが、予選を通じて挽回できたと思います。3番手に満足していますし、それ以上を望むのは現実的ではありませ ん。スプリント予選ではもっと上位に近づけると思いますが、ここでは何が起きるか分からないので、プレッシャーはかけ続けていきます。明日の午前にはFP2があるので、そこでロングランペースに取り組めますが、このコースではロングストレートが 厳しいはずです。それでも、明日はポイントを持ち帰れればと思います」

セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング・ホンダ
FP1:10th / Q1:1’21.308 / Q2:1’20.882 / Q3:1’20.611 pos. 9th
「厳しい予選でした。明日のスプリントレースでは集団の中でポジションアップを狙いますが、DRSトレインの状態が続くので難しいかもしれません。ロングランのペースはよかったですし、レースでは色々なことが起こると思うので、 どうなるか楽しみにしています。日曜に向けて、いい状態に持っていけるようにしたいと思います」

ピエール・ガスリー スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
FP1:5th / Q1:1’21.440 / Q2:1’20.556 / Q3:1’20.260 pos. 6th
「今日はとても満足のいく一日でした。すべてを出し尽くして、6番手に入るいいラップになったと思います」

「ボクらはポテンシャルを最大限に引き出すことができ、特にQ3では全力でアタックができました。難しい予選で、ここではみんな がトウを得るために猫とネズミの追いかけっこのような状況になるのがいつものことです。クリーンなラップを確保することが重要で、それが今日は上手くいったので本当にうれしいです」

「今日6番手に入ったことで、今季11回目のトップ6入りとなりまし た。この結果はチームの素晴らしい仕事ぶりを表していると思います」

「明日は18周の緊迫した戦いになります。上位のポジションを維持できるように挑み、日曜のレースでもいいポジションからスタートできるようにしたいです」

角田裕毅 スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
FP1:14th / Q1:1’21.973 pos. 17th
「今日は本当に残念でしたが、仕方ないことです。トラックリミットは誰にとっても同じ条件なので、そこでミスをしてしまったことが残念です」

「明日のスプリント予選は、DRSトレインの中でのレースになるので、オーバーテイクは難しく、厳し い戦いになると思いますが、ベストを尽くして順位を上げられるようにトライします」

「いいスタートを決めることが重要で、それが最大のオーバーテイクチャンスだと思います」
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri

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2位セルジオ・ペレス240ポイント
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