ホンダのイタリアGP予選–by田辺TD
イタリアGP初日が、60分間のフリー走行とノックアウト形式として、イギリスGPに続いて今季2度目のスプリント予選フォーマットで行なわれ、ホンダ・パワーユニット勢は、マックス・フェルスタッペンが3番手、ピエール・ガスリーが6番手と各チームそれぞれ1台がトップ6入りした。
明日のスプリント予選は、18周(最大30分間)で争われる。レース中のピットストップの義務はなく、スタートタイヤは自由に選択可能となる。
ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカルディレクター
「スプリント予選形式で行われるイタリアGPの初日、FP1に続いて明日のスプリントクオリファイセッション(レース)のグリッドを決める予選が行なわれました。レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペンが3番手を獲得。プラクティスの開始からやや苦戦していたことを考慮すると、結果はまずまずだと思っています。チームメートのペレスはQ3でトウを使うことができず、9番手となりました」
「昨年このレースで優勝したスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリーは、安定したパフォーマンスで6番手となり、今週末もいい走りを見せてくれることを期待しています」
「Q1を突破したかと思われた角田選手は、トラックリミットにより17番手と残念な結果でしたが、マシンに速さはあります ので、明日はオーバーテイクを見せてくれると思っています」
「1時間のプラクティスセッションの走行結果から予選開始までの2時間半のみでセッティングを決定しなければならないところが、通常スケジュールのレースと大きく異なり、今日はチームとホンダのメンバーにとっていつも以上に時間との戦いとなりました」
「今週末は我々にとって簡単なレースにはならないと考えていますが、スプリント・クオリファイセッション、そして本番レースと多くのチャンスもあると考えます。ポジティブな結果を得るべく、両チームと一緒にベストを 尽くします」
【STINGER】
photo by Honda