上出来!!–アルファタウリ・ホンダのトルコGP予選
予選は、“ドライ”とFIAがコンディションを伝えたが、実際のコース路面は水たまりが残る不安定な状況で行なわれ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの二人は、巧みなドライビングとリスクマネージメントで、5位と10位。トップタイムを記録したハミルトン+メルセデスがICU交換で10グリッドダウンのペナルティを受けたため、二人は4番手と9番手のグリッドを決めた。
ガスリーは、フェラーリのルクレールとのギャップを最小限に抑えるために行なった変更が的中、全ラップで素晴らしい走りを展開し、角田も慎重さを身につけて大きくステップアップしてQ3に進出。チーム全体が素晴らしい仕事をこなし、2台がトップ10スタートを実現した。
ピエールガスリー(AT02-05、10号車)
フリー走行3=1分30秒447(1位)
予選=Q1/1分24秒704☆Q2/1分23秒817☆Q3/1分23秒326☆5位(4位)
「今日は5位になり、ルイスのペナルティで4番手からスタートできて、とても嬉しい」
「アンダーステアに本当に苦労していて、チームが昨日から大きな改良を加えてくれたので、ウェットのフリー走行3で変更がうまくいったかどうかを確認するのは簡単じゃなかったけれど、予選を走り始めてすぐに競争力があることが分かって本当にポジティブでした」
「大きなステップアップを確認でいたので、レースには自信があります。大きなポイント獲得を願っています」
角田裕毅
フリー走行31分31秒981/8位
予選=Q1/1分25秒409☆Q2/1分24秒054☆Q3/1分24秒368☆10位(9位)
「今日のパフォーマンスにはまだ少しがっかりしていると言わざるを得ないです」
「クルマのペースはそこにあったと思っていて、グリッドのさらに上でスタートできたはずでした」
「チームは素晴らしい仕事をしましたが、残念ながら、Q3でまとめることができませんでした」
「レースはソフトでスタートしますが、これは周りの他のほとんどの車とは異なる戦略なので、明日できるあらゆるチャンスを活用する必要があり、トップ10フィニッシュはポジティブに考えています」
「今週末の目標はポイントでフィニッシュすることです。明日は強いスタートポジションからそれができることを願っています」
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri