フェルタッペン2位、3人がトップ10入り–ホンダ勢のトルコGP
4人中3人がトップ10入り,フェルタッペンが2位に食い込んでポイントリーダーとなり、角田裕毅はタイヤを使いすぎてスピンを喫したか、いいバトルも見せた。
マックス・フェルスタッペン/レッドブル・レーシング・ホンダ=2位
「今日は2位と3位でフィニッシュできて、チームとして素晴らしい結果になりました。なかなか動きのないレースになりましたが、妥当な結果になったと思います」
「タイヤマネージメントが中心のレースになり、最後まで持たせることを目指しまし たが、常にハードにプッシュしたいと思っているので、ドライブしていて楽しいレースにはなりませんでしたが、今日は最大限の成果を得られたと思いますし、ドライバーズチャンピオンシップで再び首位に立てたのもいいことです」
「マシンにもう少し ペースがあればと思いますが、まだ戦いは続くので、プッシュし続けて、今後のレースでどのくらい競争力を発揮できるか見ていきます」
セルジオ・ペレス/レッドブル・レーシング・ホンダ=3位
「簡単なレースではなかったので、今日の表彰台はとても特別なものになります。かなり厳しく、疲れるレースだったので、とてもうれしいです。しばらく表彰台から遠ざかっており、この数戦は手が届いたはずでしたが、不運に見舞われていました」
「いいスタートが決まり、フェルナンド(アロンソ)とピエール(ガスリー)の接触があった時は、ボクも含めた3台が並んでいて、上手く切り抜けられるとは思わなかったけれど、結果的にボクにとっていい形になりました」
「その後、最初のスティントではマシンがあまり快適ではなく、かなり差を付けられてしまったけれど、次のスティントでは適切なタイミングでプッシュすることが重要だったので、チームに表彰台をもたらすためにも経験を活かして走りました」
「ルイス(ハ ミルトン)がかなりの速さで差を詰めてきたとき、ボクはタイヤに苦しんでいたのでパスされるかもしれないと思いましたが、いいバトルができて順位を守れました。ルイスはトップドライバーなので、彼とレースをするのは楽しい です」
「ポディウムに立ったときに、グランドスタンドに多くのメキシコ国旗が見えました。母国から遠いトルコでこの光景を見られてうれしかった。今回のレースから学べることは多くあると思います。チームにとっていい結果になったし、 オースティンも楽しみです」
ピエール・ガスリー/スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ=6位
「またトップ6のポジションに戻ってくることができてとてもうれしいです。今日は、今シーズンのベストパフォーマンスの一つではないかと思いますし、特に難しいコンディションの中で上手くやれました」
「5秒ペナルティーを受けたけれど、表彰台圏内から10秒差でフィニッシュできたことはよかったです」
「スタート直後にセルジオ(ペレス)とフェルナンド(アロンソ)に挟まれ、接触してしまいました。接触はわずかだったけれど、アロンソ選手をスピンさせてしまったので、彼には謝りたいと思います」
「その後のペースもとてもよかったですし、今週末のマシンパフォーマンスには満足しています。初日から好調だったというのはとてもいい気分です」
角田裕毅/スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ=14位
「今日はトップ10以内でフィニッシュできる位置にいたので、本当に残念です」
「序盤のハミルトン選手とのバトルでタイヤを使い過ぎたことで、その後はペースを保つのが大変で、不運にもスピンを喫してしまい、レースが台無しになってしま いました」
「今日はインターミディエイトタイヤで周回を重ねたことで、学びを大きく深められましたが、チームのチャンピオンシップのために何としてもポイントを獲得したかったので、がっかりです」
【STINGER】
photo by Honda