F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集 F1 STINGER 【スティンガー】 > F1ニュース >   ライブタイムメモ/2021F1GP第17戦/アメリカGP/サーキットof theアメリカス/決勝

F1ニュース F1の動向が一目でわかる新着ニュースや最新トピックを随時更新。

ライブタイムメモ/2021F1GP第17戦/アメリカGP/サーキットof theアメリカス/決勝

<15時50分>(日本時間04時50分)
オースチンの上空は、2年ぶりのF1GPを迎えて青空。観客席には、これ以上入れなほどのファンが、マスクなしでつめかけ、アメリカ国歌独唱が響きわたっている。

気温27℃と、昨日までよりは若干低め。場内の熱気を冷やそうとしているかのようだが、地元に近いメキシコから、3番グリッドのセルジオ・ペレスのファンがトンブレロやメキシコ国旗を引っさげてスタートを待っている。

ペレスが3番手にいることは、メルセデスに対する戦略上に、非常に効果的。ポールポジションのフェルタッペン+レッドブル・ホンダへのサポートとして、うってつけ。

その意味でも、スタートがキモになる。

<15時56分>
ハミルトン+メルセデス優位の下馬評が少なくともここまでは外れている。

ハミルトンは、フロントローとはいえ、フェルタッペン+レッドブル・ホンダの後ろの2番手に甘んじ、レッドブル・ホンダ有利に映っている。

ただし、ハミルトン+メルセデスの不気味さ、要するに“ペロッと舌をだして本気を出す”いつものパターンが出るのか。
間もなく、緊迫のスタートに向けて、フォーメーションラップが始まる。

<16時00分>日本時間翌25日04時00分)
フォーメーションラップが始まった。
立錐の余地もないスタンドの目が20台に注がれている。

<16時03分>
フェルタッペン+レッドブル・ホンダがグリッドについた。ハミルトン+メルセデスは、少し離れてゆっくりとスタートポジションに到着した。

<16時04分>
シグナルオールレッドから、オールブラック。スタート!!

ハミルトン+メルセデスがダッシュを決めた。

レッドブル・ホンダ2台が続いた。

ハミルトン・スタイル。グリッドに着くまで、ゆっくり間を明けて、フェルタッペン+レッドブル・ホンダのタイヤを冷やす作戦が成功した。

マクラーレンとフェラーリの闘いもすでに熾烈。

<16時04分>
角田裕毅がボッタス+メルセデスをよく抑えた。

3周目
1. ハミルトン+メルセデス
2. ルタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ペレス+レッドブル・ホンダ
4. ルクレール+フェラーリ
5. リカルド+マクラーレン
6. サインツ+フェラーリ
7. ノリス+マクラーレン
8. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
9. ボッタス+メルセデス
10. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
11. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
12. ライコネン+アルファロメオ
13. オコン+アルピーヌ
14. ラッセル+ウィリアムズ
15. フェッテル+アストンマーチン
16. アロンソ+アルピーヌ
17. ストロール+アストンマーチン
18. シューマッハ+ハース
19. ラティフィ+ウィリアムズ
20. マゼピン+ハース

☆☆ スタートでラティフィ+ウィリアムズがストロール+アストンマーチンに接触。ストロール+アストンマーチンはスピン。

1周目でフェルタッペン+レッドブル・ホンダが、「グリップがなくてフラつく」とチームに伝えたが、これはハミルトンのことだった。

56周レースの6周目
ハミルトン+メルセデスがファステストラップ、フェルタッペン+レッドブル・ホンダに0.6秒の差をつけている。

<16時13分>
接触で傷めたフロントノーズ交換のために、ラティフィ+ウィリアムズがピットイン。

<16時14分>
ハミルトンからチーム無線。「彼の方が速い」。当然、フェルタッペン+レッドブル・ホンダのことだが、DRS圏内にいるフェルタッペン+レッドブル・ホンダが速いのは当然。こういうことを言うのはハミルトンの“”戦略。速いから慌てているのではない!?

☆☆ アロンソ+アルピーヌがミディアムに交換。フェッテル+アストンマーチンのアンダーカット狙いだったが、まとはずれか。アロンソは17番手でコースに戻ったが、フェッテル+アストンマーチンはまだタイヤ交換をしていないが、現在24番手。

<16時18分>
9周目
ハミルトン+メルセデスとフェルタッペン+レッドブル・ホンダの差は0.9秒。

<16時19分>
角田裕毅がピットイン。ハードタイヤに交換して、14番手でレースに戻った。

<16時20分>
11周目
フェルタッペン+レッドブル・ホンダがハードに交換。ハミルトン+メルセデスの5秒弱後方でコースに戻った。

<16時23分>
12周目
リカルド+マクラーレンとソフトで頑張っていたサインツ+フェラーリがピットイン。

<16時24分>
セルジオ・ペレスがピットに呼ばれた。ミディアムに交換。

<16時25分>
フェルタッペン+レッドブル・ホンダが2秒近いハイペースでハミルトン+メルセデスに近づいたところで、ハミルトン+メルセデスがピットイン。フェルタッペン+レッドブル・ホンダの6.5秒後ろの2番手でコースに戻った。

<16時27分>
14周目
ピエール・ガスリーがジワジワとポジションを落としている。
「問題がある、後ろだ」。バンプのせいでリヤサスペンションを壊したか。

1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ペレス+レッドブル・ホンダ
4. ルクレール+フェラーリ
5. ボッタス+メルセデス
6. リカルド+マクラーレン
7. ノリス+マクラーレン
8. フェッテル+アストンマーチン
9. ストロール+アストンマーチン
10. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
11. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
12. アロンソ+アルピーヌ
13. ライコネン+アルファロメオ
14. ラッセル+ウィリアムズ
15. ライコネン+アルファロメオ
16. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
17. ラティフィ+ウィリアムズ
18. オコン+アルピーヌ
19. シューマッハ+ハース
20. マゼピン+ハース

<16時29分>
アロンソ+アルピーヌとライコネン+アルファロメオが1コーナーで接触。タイヤが絡んで、双方のマシンからパーツが飛び散った。

<16時34分>
19周目
角田裕毅+アルファタウリ・ホンダは、ボッタス+メルセデスから8位を護っている。

20周目
ボッタス+メルセデスが角田裕毅+アルファタウリ・ホンダを交わした。角田は、切り返して踏ん張るが、ボッタスのしぶとさ勝ち。8位ボッタス+メルセデス、9位角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ

☆☆ アロンソ+アルピーヌが、今度はジオヴィナッツィ+アルファロメオと絡んだ。接触はしていないが、コースをはみ出してパスして11番手をつかみ取った。

45周目
アロンソ+アルピーヌがチームから「ジオヴィナッツィに順位を返さないと5秒ペナルティを取られる」と差とされているが、アロンソ+アルピーヌろは知らんふり!?のまま。

<16時49分>
VSCバーチャル・セフティカー。直ぐにクリアーに。

29周目
アロンソ+アルピーヌがタイヤを交換。

30周目
フェルタッペン+レッドブル・ホンダがピットイン。

☆☆ サインツ+フェラーリも入った。若干手間取った。

<16時55分>
フェルタッペン+レッドブル・ホンダのピットインでトップに出たハミルトン+メルセデスがファステストラップ。

セルジオ・ペレスがピットイン。ボッタス+メルセデスの前の4位で復帰。

33周目
1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ペレス+レッドブル・ホンダ
4. ルクレール+フェラーリ
5. ボッタス+メルセデス
6. リカルド+マクラーレン
7. サインツ+フェラーリ
8. ノリス+マクラーレン
9. フェッテル+アストンマーチン
10. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
11. ストロール+アストンマーチン
12. ライコネン+アルファロメオ
13. ストロール+アストンマーチン
14. アロンソ+アルピーヌ
15. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
16. ラッセル+ウィリアムズ
17. シューマッハ+ハース
18. ラティフィ+ウィリアムズ
19. マゼピン+ハース
—-以下、リタイア
20. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ

☆☆ 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダがフェッテル+アストンマーチンの前に出た。

<17時06分>
38周目
ハミルトン+メルセデスがピットイン。
フェルタッペン+レッドブル・ホンダの9弱後方でコースに戻った。

☆☆ 7周新しいタイヤのハミルトン+メルセデスとフェルタッペン+レッドブル・ホンダの差がどうなるか。

40周目
アロンソ+アルピーヌがジオヴィナッツィ+アルファロメオを抜いて11番手へ。2台前の2秒ほど前に9番手の角田裕毅+アルファタウリ・ホンダがいる。

41周目
ハミルトン+メルセデスがジワジワとフェルタッペン+レッドブル・ホンダに近づいている。現在7.3秒差。

☆☆ ハミルトン+メルセデス、ファステストラップ連発。

43周目
ハミルトン+メルセデスがさらに迫った。4秒差。残り10周。

☆☆サインツ+フェラーリとリカルド+マクラーレンが接触。サインツは、「あれはワザとだね」とリカルドが寄せたいことをピットに報告。

45周目
1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ペレス+レッドブル・ホンダ
4. ルクレール+フェラーリ
5. リカルド+マクラーレン
6. サインツ+フェラーリ
7. ボッタス+メルセデス
8. ノリス+マクラーレン
9. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
10. ライコネン+アルファロメオ
11. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
12. フェッテル+アストンマーチン
13. アロンソ+アルピーヌ
14. ストロール+アストンマーチン
15. ラッセル+ウィリアムズ
16. ラティフィ+ウィリアムズ
17. シューマッハ+ハース
18. マゼピン+ハース
—-以下、リタイア
オコン+アルピーヌ
ガスリー+アルファタウリ・ホンダ

☆☆ サインツ+フェラーリの右フロントウィングの翼端板下部が破損している。

残り7周
ハミルトン+メルセデスが2.417秒差。追いつくことは間違いないが、抜けるかどうかがレースの焦点になる。

☆☆ 追いつくと、もちろん、フェルタッペンはディフェンスラインを採るだけでなく、ハミルトンは乱れた空気の中におかれてダウンフォースも減る。

残り6周
フェルタッペン+レッドブル・ホンダは自己ベストで逃げるが、それでもハミルトン+メルセデスのペースが上。差は1.657秒。

<17時30分>
アロンソ+アルピーヌがピットガレージに入れられた。

残り4周
トップ2の差は1.766秒。

56周レースの53周目
緊迫したレースが続いている。
1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ペレス+レッドブル・ホンダ
4. ルクレール+フェラーリ
5. リカルド+マクラーレン
6. サインツ+フェラーリ
7. ボッタス+メルセデス
8. ノリス+マクラーレン
9. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
10. ライコネン+アルファロメオ
11. フェッテル+アストンマーチン
12. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
13. ストロール+アストンマーチン
14. ラッセル+ウィリアムズ
15. ラティフィ+ウィリアムズ
16. シューマッハ+ハース
17. マゼピン+ハース

54周目
差は1秒少々。DRSゾーンは近い。

☆☆ DRSは2カ所使える。

ファイアルラップ
DRS圏内に入った。11コーナーのトラクションに注目!!

☆☆ ハミルトン、DRS圏内に入れない

<17時38分>
フェルタッペン+レッドブル・ホンダ、逃げきった!!
18周目、ポイントリーダーの座をキープした。
「みんなありがとう、やったね。信じられない!!」

アメリカGP結果
1. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ペレス+レッドブル・ホンダ
4. ルクレール+フェラーリ
5. リカルド+マクラーレン
6. サインツ+フェラーリ
7. ボッタス+メルセデス
8. ノリス+マクラーレン
9. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
10. フェッテル+アストンマーチン
11. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
12. ストロール+アストンマーチン
13. ライコネン+アルファロメオ
14. ラッセル+ウィリアムズ
15. ラティフィ+ウィリアムズ
16. シューマッハ+ハース
17. マゼピン+ハース
—-以下、リタイア
アロンソ+アルピーヌ
オコン+アルピーヌ
ガスリー+アルファタウリ・ホンダ

☆☆ 今回も、終盤がドラマチックに緊迫した素晴しいレースだった。

☆☆ 表彰台でトロフィーを受け取った山本雅史ホンダF1マネージングダイレクターが破顔。シャンパンを浴びて、3人より嬉しそうな顔が印象的。本当にいいレースだった!!

[STINGER]山口正己
photo by formula1.com

記事が役に立ったなと思ったらシェアを!

F1 最新レースデータ

F1 ポイント・ランキング

F1ドライバーズ・ポイント
1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

PARTNER
[協賛・協力企業]

  • CLOVER