角田裕毅、上出来の8位!!–アメリカGP決勝
「今日はいい日でした」。ゴールした角田裕毅の第一声だ。その通り、終始落ち着いて非常にいいレースを展開、“確実な進化”を証明した。
10番手からスタートした角田は、ボッタス+メルセデスをよく抑え、3周目に8番手に上がり、1回目のタイヤ交換を済ませて14番手で戻る。
14周目に同僚のガスリーが酷い路面の振動でリヤサスを壊してリタイア。角田10番手へ。ライバルのピットインで19周目には、角田裕毅+アルファタウリ・ホンダは、ボッタス+メルセデスから8位を護っていたが、20周目に交わされた。しかし、相手はメルセデスのボッタスだ。よく護った結果。
33周目10位から、45周目に9位に上がってそのままゴールした。
前戦に続いてQ3に進出して速さを見せ、レースでも、ここまでに学んだ教訓を活かしきってポイントを持ち帰った。
残り6戦、角田裕毅への期待は、また一段高くなった。
[STINGER]山口正己
photo by Scuderia AlphaTauri