中嶋一貴有終の美–WEC最終戦バーレーン8時間
中嶋一貴が、引退レースに錦を飾った。
11月7日21時(日本時間8日03時)にスタートしたWEC(世界耐久選手権)最終戦で、このレースがWEC最終レースとなる中嶋一貴が、セバスチャン・ブエミ/ブレンダン・ハートレーとのトリオで優勝した。
小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ-マリア・オラサバル組が2位に入り、トヨタTS050 HYBRIDが1-2。トヨタ・ガズー・レーシングは、ハイパーカー元年のすでに前戦でタイトルを獲得していたが、この勝利でWEC初の全戦優勝を達成。
最終戦を前にして、トヨタの2台は16ポイント差で7号車がリードしていたが、タイトル獲得条件の“3位以内”をなし遂げた。
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photo by GAZOO RACING