おしっこをしなくていいグランプリって知ってた!?
グランプリコースとして申し分ないアップ/ダウンのアンジュレーションもあり、DRSソーンの鬩ぎ合いも見物。バトンはここが大好きと言ったが、強盗に襲われる災難も。普通と配置がうドラマの起きるブラジルの首都。今年はどんなドラマが待っているのか。
◆気がつけば、F1の3連戦が始まっていた。今週末のブラジルGPもいろいろ思い出がある。
◆まずは、日曜日の決勝レースの昼前にリオデジャネイロ･サーキットのトイレに行って気がついた。パドックのトイレ、週末で入ったのは初めてだった。気温は30℃をはるかに超え猛烈に暑いので、水分補給を心がけてガラナをガブガブ飲んでいたのに、トイレに行っていない。なぜかといえば、あまりの暑さで、全部汗で出てしまっていたかららしい。
◆ということで、スタート前にトイレに行ったり、プロストや多くのフランス人のように、スターティンググリッド横のコンクリート塀に向かって立ちションする必要もない。そもそも、レーシングドライバーはコクピットでおしっこすることをなんとも思わない集団なので、ハナから心配していないと思いますけどね。
◆おしっこの心配のないグランプリ。同じく高温猛暑のアルゼンチンがなくなった今、その心配がない唯一のブラジルGPの週末が金曜日から始まる。
［STINGER］山口正己
photo by Honda
