ハミルトンvsフェルタッペンがっぷり四つ、角田13番手–F1GP第19戦ブラジルGP予選
地球の裏側南米のブラジルのサンパウロで、F1GP第19戦ブラジルGPの“予選の予選”が行なわれ、タイトルを争うハミルトン+メルセデスとフェルタッペン+レッドブル・ホンダが接戦を展開、ハミルトンが一歩リードした。
ハミルトン+メルセデスは、Q3の1アタック目でトラックリミット違反を取られたが、次のアタックでそれを簡単に取り返し、コースレコードに届かなかったが、フェルタッペン+レッドブルを0.4秒以上突き放すぶっちぎり。
しかし、ハミルトンは、5基目のパワーユニット交換で、日曜日の決勝レースで5グリッドダウンのペナルティが決まっていることから、フェルタッペンは逆転に自信を見せた。
さらに今回は、土曜日の“スプリント予選レース”を含む変則的なスケジュールで、予選は、そのグリッドを決めるだけのもの。それがフェルタッペの自信を加速した。
角田裕毅+アルファタウリ・ホンダは、初めて走るインテルラゴスを素早く習熟して悪くない走りを見せたが、Q2の13番手。Q3に進めなかったが、今回はスプリント予選を含むプログラムで、コース習熟の時間が通常より長いことから、レースでの追い上げが期待される。
土曜日は、フリー走行3の後に、100kmまたは1時間のスプリント予選レースが行なわれ、その結果で日曜日の本番のグリッドが決まる。
◆予選結果(土曜日のスプリント予選レースグリッド)
1. ハミルトン+メルセデス 1分07秒934
2. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ +0.438秒
3. ボッタス+メルセデス +0.535秒
4. ペレス+レッドブル・ホンダ +.549秒
5. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
6. サインツ+フェラーリ
7. ルクレール+フェラーリ
8. ノリス+マクラーレン
9. リカルド+マクラーレン
10. アロンソ+アルピーヌ
—-以下、Q2ノックアウト
11. オコン+アルピーヌ
12. フェッテル+アストンマーチン
13. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
14. ライコネン+アルファロメオ
15. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
—-以下、Q1ノックアウト
16. ストロール+アストンマーチン
17. ラティフィ+ウィリアムズ
18. ラッセル+ウィリアムズ
19. シューマッハ+ハース
20. マゼピン+ハース
【STINGER】
photo by PIRELLI