「カタールではうまくやる」–次戦に向けて前向きなアルファタウリ・ホンダの二人
ブラジルGPで、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの二人は波瀾のレースを闘った。
ピエール・ガスリーは、スタートでの混乱をかいくぐったものの、ハミルトン+メルセデスの降格で4番手からスタートしながら結果は9番手。12番手からスタートした角田裕毅は、“もらい事故”にも関わらずペナルティを受け、踏んだり蹴ったりの結果になった。だが、二人とも、“その分を次で取り返す”と、初めてF1GPが開催されるカタールGPに意識を向けている。
ピエール・ガスリー
「ブラジルGPの結果、ボクたちは、コンストラクターズ・ポトントで5番手になったけれど、簡単ではない週末でした。サンパウロに戻ってくるのはいつも通り素晴しかったけれど、メディアの人たちは、去年の。インテルラゴスで2位だったことを思い出していたようだったしね。今回はそうはいかなかくて表彰台には届かなかった」
「スタートは、スプリント・レースも本番もしくじってしまったけれど、いくつかオーバーテイクも決められたし、7位の結果は、次に向けていい感触をつかめたし、悪くなかったと思う」
「次のカタールのコースはシュミレーターで走っているし、MotoGPで観ています。シミュレーターでは、本当に楽しいコース。高速コーナーもあって、高速区間では体力的な要求もあるし、空力的にも限界を攻めなければならなくて、面白いコースだと思います」
角田裕毅
「ブラジルにいくのは初めてだったけれど、新しいコースの体験は、興味津々でした。インテルラゴスは本当にユニークで、メキシコ同様の雰囲気とファンの情熱も素晴らしかったです」
「でも、コースでは、思っていたようにセッティング進められずに、フリー走行から1時間後の予選はトリッキーな結果になってしまって、スプリント・レースでは、スタートがうまくいかずに、ストロール(アストンマーチ)との戦職で受けたダメージのクルマのドライブは、とても難しかったです。でも、数日後の次のカタールではうまくやりたいと思います」
「カタールでは、今回よりうまく闘えると思っています。というのは、このコースは誰も走ったことがなくいので条件が一緒だからです。メキシコやブラジルに比べて、ストレート主体ですし、コースに早く慣れることができるはずだと思っています」
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri