“フェルタッペンvsハミルトンゲート”の結論!?
今週末のカタールGPを前に、前戦のサンパウロGP(ブラジルGP)でのハミルトンとフェルスタッペンの『接触』が検証される。
二人は、ワールドチャンピオンを僅差で争っており、ここでの判断はシーズンを決めるものとして注目されているが、「非常に激しいものになるだろう」という観方も出ている。
FIAは、先週末のサンパウロGP(ブラジルGP)でのハミルトンの論争の的となり、5万ユーロの罰金を課されたマックス・フェルタッペンの“コース取り”をめぐっ、フェルスタッペンのペナルティを取り消すべきという提議を再検討するかどうかが、木曜日のミーティングを経た上の結果を、今週末のカタールGPの金曜日に発表する。
レッドブルとメルセデスそれぞれの代表者(クリスチャン・ホナーとトト・ウルフ)は、木曜日に、カタールGP会場であるロサイル・インターナショナル・サーキットで現地の17時(日本時間23時)にスチュワードと接見し、11月決定が19日金曜日まで延期こされることになった。
FIAは、「メルセデスとレッドブルの代表者との今日のヒアリングに続いて、スチュワードは現在問題を検討しており、明日、決定を発表するだろう」と木曜日夜の声明で報告した。
すでにフェルタッペンは、「フェアでハードなレースだと思った」とコメント、48周目の“接触からのコースオフ”が、「ディフェンスのためであり、ペナルティは考えられなかった」とし、このプロセスに不満を抱いていると見られ、「とにかく簡単なパスではなかった。とにかくタイトルのために戦っているのだから」とコメントした。
フェルスタッペンは現在、ドライバーズランキングでハミルトンに14ポイントの差を付けている。シーズンはカタール、サウジアラビア、アブダビ、の3戦が残され、いよいよ佳境を迎える。
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photo by formulaone.com