F1GP第22戦(最終戦)アブダビGP初日トピックス
2021年の最終戦であり、ホンダ最後のF1GP、キミ・ライコネン最後のレース、来期ウィリアムズに移籍するバルテリ・ボッタスのメルセデス最後のレースと、区切りが目白押しとなったアブダビGPが、13年目を迎えたヤス・マリーナ・サーキットで12月10日金曜日にスケジュール初日を行ない、ルイス・ハミルトン+メルセデスが、圧倒的な速さで最速を記録した。
◆会場のヤス・マリーナ・サーキットは、大幅な改修を受け、これまでの記録との比較ができないが、ハミルトン+メルセデスの速さは別格。唯一の1分23秒台は、チームメイトのボッタス+メルセデスに0.392秒、2番手のオコン+アルピーヌに0.343秒の大差だった。
◆終盤のレース・シミュレーション走行も、他が1分30秒台にひしめく中で、よどみないスムーズな走りで1分28秒台で他を圧した。
◆角田裕毅+アルファタウリ・ホンダは7番手。チームメイトのガスリー+アルファタウリ・ホンダに0.4秒ほどの差をつけて好調な出足を見せた。
同じ時間に始まる予選を前にしたフリー走行3は、土曜日14時(日本時間19時)に始まる。
[STINGER]山口正己
photo by Scuderia AlphaTauri