FIA会長交代–ジャン・トッドからモハメド・ベン・スレイエムへ
FIA会長が交代する。3期×4年務めたジャン・トッドから世界自動車連盟を引き継ぐのは、アラブ首長国連邦のモハメド・ベン・スレイエム。
スレイエムは、1983年から2002年に、FIA中東ラリーチャンピオンを連続14回獲得したラリー・ドライバーとして活躍、世界モータースポーツ評議会のメンバーや、アラブ首長国連邦のスポーツ担当副代表などとして活躍した経験を活かして、4年の任期に就く。
フランスのジャン=マリー・バレストルが1985年から1993年、イギリスのマックス・モズレーを挟んで、フランスのジャン・トッドが2009年から2021年までと、欧州中心で取り仕切られていた世界自動車連盟会長が、アラブ首長国連邦のスレイエムに交代することで、F1だけでなく、グローバルなクルマの流れが、大きく変化する可能性がある。
【STINGER】
photo by formula1.com