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FIA、次世代エンジンの構想を発表

次世代パワーユニットでオーダーはどう変化する?(写真は2017年メキシコGPのもの)

F1とFIA(国際自動車連盟)は31日(火)、2021年から導入予定の次世代パワーユニットの構想を発表した。

サウンドの改善やコスト削減を目指す次世代パワーユニットでは、現在使用されているMGU-H(熱エネルギー回生装置)が廃止される予定になっている。

FIAは今年の年末に2021年パワーユニットの規定を明確化して発表する予定ではあるものの、各エンジンメーカーは来年末にすべての情報が出そろうまではパワーユニットの開発を進めることができない。

31日に各エンジンメーカーの代表に提示された現時点での構想は次の通り。

■1.6リッター V6ターボ・ハイブリッド
■エンジンサウンド改善のためにエンジンの回転数を3000rpm(回転数/分)向上させる。
■開発コストを抑え、極端なデザインや走行状態を制限するために内部設計のパラメーターを設ける。
■MGU-Hの廃止
■MGU-K(運動エネルギー回生装置)を強化し、ドライバーがレース中に手動でデプロイメント(チャージしたエネルギーの放出)可能にすることに重点を置く。また、ドライバーがレースをコントロールするための戦術的な要素として、MGU-Kがチャージしたエネルギーを数周にわたってセーブできるオプションを導入する。
■サイズと重量に制限を設けたシングルターボ。
■標準エナジーストア(バッテリー)と電子制御
■エンジン、シャシー、トランスミッション同士の互換性を高める、”プラグ・アンド・プレイ(周辺機器同士を接続するだけで即座に使用できるようにすること)”を可能にするための高水準の設計の導入。
■より厳しい燃料レギュレーションと燃料使用回数の制限

【STINGER】
Photo by Getty Images / Red Bull

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