2日目もフェラーリ!!–F1プレシーズン・テスト2日目
プレシーズンテスト1の2日目が、スペイン・バルセロナ郊外のカタルーニャ・サーキットで行なわれ、フェラーリのシャルル・ルクレールが初日に続いてトップタイム、アルファタウリのピエール・ガスリーが続き、2台だけが1分19秒台のタイムを記録した。
フェラーリが、初日に続いて完成度の高さを示し、角田裕毅からステアリングを受け継いだピエール・ガスリーが、アルファタウリで2番手に続いて、こちらも順調な仕上がりを見せた。
メルセデスは、午前中をジョージ・ラッセル、午後をルイス・ハミルトンがシートに収まり、合計70周を走破したが、フェラーリがサインツとルクレールで150周、149周を走ったガスリー+アルファタウリの半分の走行距離に留まった。
最速のルクレール+フェラーリが記録した1分19秒689は、昨年の予選1回目のノリス+マクラーレンのほぼ2秒落ち。トップ10を比較すると、去年よりタイム差が大きく、それぞれ予定のプログラムをこなして走り込んでいる段階であることを伺わせた。
明日がプレシーズン・テスト1の最終日。本番を想定した走行で、より拮抗したタイムが期待されている。
◆プレシーズンテスト1-2日目結果
1. ルクレール+フェラーリ 1分19秒689 C3 79周
2. ガスリー+アルファタウリ 1分19秒918 C4 147周
3. リカルド+マクラーレン 1分20秒288 C4 126周
4. ラッセル+メルセデス 1分20秒537 C3 66周
5. サインツ+フェラーリ 1分20秒546 C3 71周
6. フェッテル+アストンマーチン 1分20秒784 C3 71周
7. ペレス+レッドブル 1分21秒430 C2 74周
8. マゼピン+ハース 1分22秒046 C3 42周
9. アルボン+ウィリアムズ 1分21秒531 C3 47周
10. 周冠宇+アルファロメオ 1分21秒885 C2 71周
11. ラティフィ+ウィリアムズ 1分21秒894 C3 61周
12. ストロール+アストンマーチン1分21秒920 C2 55周
13. シューマッハ+ハース1分21秒949 C3 66周
14. オコン+アルピーヌ 1分22秒164 C3 125周
15. ボッタス+アルファロメオ 1分22秒288 C3 21周
16. ハミルトン+メルセデス 1分22秒562 C2 40周
*C2/C3/C4はタイヤ。数字が大きくなるほど柔らかくなる。
[STINGER]山口正己
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA