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スクーデリア・アルファタウリの2022年用のAT03

2022を闘うスクーデリア・アルファタウリAT03。18incタイヤも迫力を醸しだしている。

2022年のF1GPは、これまでのF1マシンの常識をくつがえした車両規則になる。コンストラクター毎に独自のマシンで闘う唯一のフォーミュラカーのシリーズがF1だったが、2022年は、その伝統的な常識が覆され、ワンメイクのシャシーでの闘いとなる。歴史的には、大きな位へになるわけだ。

当初、“ワンメイクはF1らしくない”という意見もあり、カラーリングでしかチームが見分けられないと嘆きの声が聞こえていたが、実際にスクーデリア・アルファタウリのカラーリングは、もう少し建設的に見てもいいという気分にさせてくれる。

新しいマシンには、2021年シーズンでF1GPを“休止”したホンダのHマークも表現されている。これは昨年のカラーリングを暫定的にAT03に施したものともいえるが、ホンダは、エンジンを託すだけでなく、重要なポジションにい続ける証だ。

去年までは、ノーズ先端の最も目立つ位置に大きく鎮座していたHマークは、若干控えめに小さくなり、旧型マシンを、紫色のカラーリングにした別の写真(したの写真)にはHマークはない。その代わり、コクピットサイドにTAG Houerのロゴが見える。

旧型に2022用のカラーリングを施したものだが、ホンダのロゴはなく、コクピットの横にTAG Heuerのロゴが見える。

TAG Houer(タグ・ホイヤー)は時計メーカーだが、スクーデリア・アルファタウリは、CASIOのEDIFICE(カシオ・エディフィス)がスポンサーとして親しまれていることから、タグ・ホイヤーは、時計のスポンサーとしてではなく、エンジンのメンテナンス担当とみることができるかもしれない。

ともあれ、今後、各チームのカラーリングが公開される度に、新シーズンへの期待が活気帯びてくることは間違いない。また、ワンメイクのシャシーとはいえ、細部はチームごとに異なったシェイプになることも期待されており、どんな形が登場するか、寒い2月にホットな情報が連発することになりそうだ。

[STINGER]山口正己
photo by Scuderia AlphaTauri

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