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レッドブルRB18デビュー!!

レッドブルの2022マシンであるRB18が披露された。

とはいえ、前チームに与えられるベースにチームが手を加えられる前後ウィングを中心とする改良可能部分は、チーム代表のクリスチャン・ホナーが「バーレーンGPには違う姿になっている」と明言しているように、世を忍ぶ姿であり、アドリアン・ニューウェイ・マジックはまだ披露されていない。

それでも、カラーリングは、2022モデルとして“正しい”ものであり、開幕への期待を少しだけ高くした。レッドブルは、13年ぶりに、マックス・フェルタッペンの手でワールドチャンピオンを奪った。コンストラクターズはメルセデスに次ぐ2位だったが、RB18の目標は、二つのチャンピオンシップを独占することだ。

前後ウィングなどはダミーのはず。

ホンダと“別れた”2022シーズンであるという視点の他に、そのホンダ最終年のタイトル確保のために、シーズン終盤に費用を省みずにより高いレベルを狙ったことによる経済的な“ツケ”の影響を懸念する声もある。

ホーナーは、「目標は、もちろんタイトルを維持すること。2021年に達成したアイデアは、既に他チームの手に渡っているので、昨年達成したことをさらに発展させるなければならない。新たな車両規則で逃したものをどう取り返すかがテーマになる」とチャレンジングな姿勢を崩していない。

◆強化された『Oracle』とのジョイント
注目は、ボディに『Oracle』のロゴが描かれたこと。米国をベースとするクラウド・プラットフォーム企業との付き合いは2年目になるが、2022シーズンは、スポンサー・フィーを大幅にアップしただけでなく、シミュレーション技術を高める技術面でのサポートが実現する。

ノーズに誇らしげに掲げられていたホンダのロゴは、2022マシンでは、ボディサイドに控えめに表示されているが、実際には、パワーユニットはホンダがメルセデスを超えるパワーユニットとして継続して開発/生産したものだ。

ちなみに、パワーユニットは、10%の再生可能エタノールを使用する新しい燃料に対応して調整され、次のF1エンジン規定が設定される2025年シーズン終了まで開発が凍結されている。

ノーズからHマークは消えたが、パワーユニットは、紛れもなくホンダ製。

レッドブルの2022シーズンのドライバーズラインナップに変更はない。ディフェンディングチャンピオンのマックス・フェルタッペンと、最高のナンバー2を務めるセルジオ・ペレスが、コンビを継続、フェルスタッペンは、安定したチームに自信を持っている。

「完全に新しい一連の規制は、チームが新たな車両規制にどれだけ迅速に対応できるかにかかっている」とホーナー代表。

さらに、「今回の車両規則変更は、フォーミュラ1でおそらく30年~40年の間に最大の変更であり、多くの開発を迅速に行なわなければならないだけでなく、バジェット・キャッブでコストの上限が決められているので、2つの相反するタスクを効率的にこなさねば」と自らに言い聞かせるようにコメントを続けた。

【STINGER】
photo by REDBULL

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1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
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