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僅差のトップ10!!–プレシーズンテストが保証した2022F1の面白さ

右上から時計回りに、マクラーレン、アストンマーチン、アルピーヌ、そしてフェラーリ。まずは、ターゲットタイムが、1分19秒に絞り込まれた。

3日間のプレシーズン・テスト-1が終わり、想像通りの拮抗したタイムが並んだ。

結果としては、ハミルトンとラッセルのメルセデス・デュオがレッドブルとフェラーリを押さえ込む形だったが、3日間のトップ10タイムを比較すると、興味深い要素が見えてきた。

会場のカタルーニャ・サーキットは、各国のGPコースの特徴を併せ持つ恰好のテスト・コースであり、同時にスペインGPの会場として長く親しまれている。

昨年のスペインGPの後にコースの改修を受けており、そもそもマシンが大きく変更になったことで、直接的なタイム比較はできないが、間違いないことがひとつある。

10チーム20人のベストタイムを並べてみると、トップ10が非常に僅差で。ロス・ブロウンを代表とするフォーミュラ・ワンの新規則の狙いであるバトルの面白さの視点が正しかったことが見事に証明されている。

開幕1週間前の3月10日からのテスト2は、開幕戦のバーレーンGPの舞台となるザヒール・サーキットで予定されているが、カタルーニャ・サーキットとは異なるシチュエーション。それまでの2週間あまりの間に、各チームが、特にポーポシング対策にどう対応してくるか、間違いないのは、展開は面白い方向に向かっていることだ。

プレシーズンテスト-1タイム・トップ10
1. ラッセル+メルセデス 1分19秒233 C5 (3日目)
2. ノリス+マクラーレン 1分19秒568 C4 (初日)
3. ルクレール+フェラーリ 1分19秒689 C3 (2日目)
4. フェルタッペン+レッドブル 1分19秒756 C3 (3日目)
5. フェッテル+アストンマーチン1分19秒824 C5 (3日目)
6. ガスリー+アルファタウリ1分19秒918 C4 (2日目)
7. リカルド+マクラーレン 1分20秒288 C4 (2日目)
8. アルボン+ウィリアムズ1分20秒318 C4 (3日目)
9. サインツ+フェラーリ 1分20秒416 C3 (初日)
10. ペレス+レッドブル1分20秒452 C2 (3日目)

【STINGER】
photo by Circult Catarunia

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