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接近戦のバトルの連続–最後に笑ったルクレールとフェラーリ!!

ポールポジションからスタートし、フェルタッペン+レッドブルとのバトルを凌ぎきって1年ぶりの勝利に輝いたルクレールのフェラーリ。

2022F1GP開幕戦バーレーンGPは、57周の間に想像以上のバトルが連発するレースだった。

結果だけいえば、ポールポジションからファステストラップ、ドライバーof the DAYのシャルル・ルクレールのフェラーリが、マックス・フェルタッペン+レッドブルの追撃を振り切った形だが、終盤、追いついてきたフェルタッペン+レッドブルと文字どおり抜きつ抜かれつのバトルを展開。他にもレース前に予測された以上のバトルが連発するレースだった。

終盤を迎えた53周目、ルクレール+フェラーリを追っていたフェルタッペン+レッドブルが、ガクンとスピードを落とし、リヤ部からうっすらと白煙を上げながらピットでマシンを降りた。

この直前、レッドブルに委ねられたホンダ由来のパワーユニットを搭載するピエール・ガスリーのアルファタウリが、リヤから炎を上げてコースサイドにマシンを停めていた。さらに、ハミルトン+メルセデスの追い上げから3番手を守っていたペレス+レッドブルも、パワーユニットが壊れ、リヤ・タイヤがロックしてスピンしてレースを終えた。

16番手からスタートし、レッドブル・パワーで唯一チェッカードフラッグを受けた角田裕毅+アルファタウリは、我慢のレースが予測されていたが、スタート1周目で12番手までポジションを上げ、その後も追撃の手を緩めず、アロンソ+アルピーヌを従える8位。上出来のレースで予選の不振を取り戻した。

優勝したシャルル・ルクレールは、「今年はチャンスだと思っていた。素晴しいクルマのお蔭で復活できたのが嬉しい。みんなありがとう。」と、破顔のコメント。

「ストレートスピードでマックス(フェルタッペン)に追いこされて抜き返して、それが2回うまくいった。セフティカーはリスタートがよかったので、うまくマネージできた。信じられないくらい嬉しい」

2022F1GP開幕戦バーレーンGP(57周)結果

絵に描いたような見事な1-2。テストに続いてフェラーリが最速を守った。

1. ルクレール+フェラーリ
2. サインツ+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス
4. ラッセル+メルセデス
5. マグヌッセン+ハース
6. ボッタス+アルファロメオ
7. オコン+アルピーヌ
8. 角田裕毅+アルファタウリ
9. アロンソ+アルピーヌ
10. 周冠宇+アルファロメオ
11. シューマッハ+ハース
12. ストロール+アストンマーチン
13. アロンソ+アルピーヌ
14. リカルド+マクラーレン
15. ノリス+マクラーレン
16. ラティフィ+ウィリアムズ
17. フルケンベルグ+アストンマーチン
18. ペレス+レッドブル
19. フェルタッペン+レッドブル
20. ガスリー+アルファタウリ

photo by FERRARI

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