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ルクレール+フェラーリ、壁に接触しながら最速タイム!!

ルクレール+フェラーリの最速タイムは、壁に接触しながらのリスキーなドライビングの結果だった。

2022F1GP第2戦サウジアラビアGP初日の2回のフリー走行が、紅海沿いのジェッダ・コーニッシュ・サーキットで行なわれ、開幕戦を制したルクレール+フェラーリが好調を持続してトップタイムを記録した。

チームメイトのサインツも3番手に食い込み、フェラーリは優勢をキープしたが、海岸沿いの20km離れた港で、フリー走行1中にタンカーの爆発事故が起き、その影響で、フリー走行2は15分遅れて始まり、平均速度250km/hオーバーのコース上でも緊迫感あふれるアタックが連発した。

終盤、予選シミュレーションが始まるとリスキーな走りでタイム合戦が展開していたが、フェラーリがそろってウォールにヒット。サインツはアウト側にリヤタイヤをぶつけ、ルクレールは左フロント・タイヤでコンクリート・ウォールを擦って、2台とも仕上げの最後を走れずにピットで過ごすことになった。

テスト段階からポーポシングに苛まれていたメルセデスは、ここでも苦戦が見えていた。ハミルトンは、セッション終盤に、大きくなった18インチのフロントタイヤに遮られていた視界を改善するため、ピットに座面の高いシートへの変更を要求する場面もあり結果は5番手だったが、レースペースで悪くない感触を得て、不気味な存在であることを感じさせた。

角田裕毅は、得意の高速コースでガスリーより2つ前の10番手を記録した。

土曜日は、デイライトのフリー走行3の後、決勝レースと同じく気温が下がる20時から、ナイトセクションとして行なわれる。

フリー走行2結果
1. ルクレール+フェラーリ 1分30秒074
2. フェルタッペン+レッドブル 1分30秒214
3. サインツ+フェラーリ 1分30秒320
4. ペレス+レッドブル 1分30秒360
5. ハミルトン+メルセデス 1分30秒513
6. ラッセル+メルセデス 1分30秒664
7. ノリス+マクラーレン 1分30秒735
8. オコン+アルピーヌ 1分30秒760
9. ボッタス+アルファロメオ 1分30秒832
10. 角田裕毅+アルファタウリ 1分30秒885
11. アロンソ+アルピーヌ 1分30秒944
12. ガスリー+アルファタウリ 1分30秒963
13. シューマッハ+ハース 1分31秒169
14. ストロール+アストンマーチン 1分31秒372
15. リカルド+マクラーレン 1分31秒527
16. フルケンベルグ+アストンマーチン 1分31秒615
17. 周冠宇+アルファロメオ 1分31秒615
18. ラティフィ+ウィリアムズ 1分31秒814
19. アルボン+ウィリアムズ 1分31秒866
20. マグヌッセン+ハース 1分32秒344

[STINGER]山口正己
photo by FERRARI

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