ライブタイムメモ/2022F1GP第2戦/決勝/サウジアラビアGP/ジェッダ・コーニッシュ・サーキット/サウジアラビア
金曜日に始まったサウジアラビアGPは、金曜日-土曜日-日曜日と進むに従って、緊迫感を高め、決勝レースでは何が起きてもおかしくない状況の中でスタートを待っている。
<19時25分>(日本時間翌28日午前1時25分)
いきなり、コース上に立ち往生する角田裕毅+アルファタウリが映し出された。フォーメーションラップに向けてのグリッドに向かう途中だった。
☆☆ 角田裕毅は土曜日のフリー走行3でトラブルが出て予選を走れず、最後尾スタートだった。泣きっ面に蜂。
角田裕毅+アルファタウリはマーシャルに押されてバリアの影に運ばれた。角田裕毅のサウジアラビアGPは終わってしまった。
☆☆ 予選で激しいクラッシュを演じたシューマッハ+ハース。コンクリートバリアがズレ動くほどのクラッシュでマシンを全損したが、笑顔でインタビューに応じた。
「体は大丈夫。ちゃんと立っていられるのはありがたいです。パーツをこの先に温存するために、無理に修復をしないことにしたんだ。現在のF1マシンの安全性が立証されたことに感謝しています」
ペレス+レッドブルがポールポジションを奪った。「生涯一のラップだった」とペレス。対するフェルタッペンは、「タイヤがまったくグリップしなかった」と4番手スタート。「でも、レースペースは悪くないからね」
☆☆ リカルド+マクラーレンは、予選で他車のラインを遮ったカドで、3グリッド降格になっている。
ルクレール+フェラーリちょっとガッカリ。僅かな差だったから。
コーナーはフェラーリ、ストレートではレッドブルが速い。
☆☆ 角田裕毅+アルファタウリがスタートできず、シューマッハ+ハースはマシンを壊して見物組。コロナ陽性のセバスチャン・フェッテルのアストンマーチンにはニコ・フルケンベルグが座り、スタートは18台。
<20時00分>(日本時間翌28日02時00分)
18台のフォーメーションラップが始まった。
<20時03分>(日本時間02時03分)
グリッドに18台が並び、シグナルグリーンを待っている。
<20時04分>(日本時間02時04分)
ペレス+レッドブルがホールショットを奪い、フェルタッペン+レッドブルが3番手に上がった。
1周目
1. ペレス+レッドブル
2. ルクレール+フェラーリ
3. フェルタッペン+レッドブル
4. サインツ+フェラーリ
5. オコン+アルピーヌ
6. ラッセル+メルセデス
7. アロンソ+アルピーヌ
8. ボッタス+アルファロメオ
9. マグヌッセン+ハース
10. ガスリー+アルファタウリ
11. ノリス+マクラーレン
12. ストロール+アストンマーチン
13. リカルド+マクラーレン
14. ハミルトン+メルセデス
15. アルボン+ウィリアムズ
16. フルケンベルグ+アストンマーチン
17. ラティフィ+ウィリアムズ
18. 周冠宇+アルファロメオ
—-以下、スタートせず
19. 角田裕毅+アルファタウリ
☆☆ ガスリー+アルファタウリは、オープニングラップでマグヌッセン+ハースに、2周目にノリス+マクラーレンに抜かれた。
<20時09分>(日本時間翌28日02時09分)
オコン+アルピーヌが、チームメイトのアロンソの走路を激しくブロック。
周冠宇+アルファロメオがコーナーをはみ出した。
<20時13分>(日本時間02時13分)
アロンソ+アルピーヌがオコンを強引に、しかし見事にオーバーテイク。
<20時13分>(日本時間02時13分)
アロンソ+アルピーヌがオコンを強引にオーバーテイク。
<20時13分>(日本時間02時13分)
アロンソとオコンが無用にタイヤを使って“小競り合いをししている間に、ボッタス+アルファロメオとマグヌッセン+ハースが2台の背後に迫ってきた。
11周目
1. ペレス+レッドブル
2. ルクレール+フェラーリ
3. フェルタッペン+レッドブル
4. サインツ+フェラーリ
5. ラッセル+メルセデス
6. アロンソ+アルピーヌ
7. オコン+アルピーヌ
8. ボッタス+アルファロメオ
9. マグヌッセン+ハース
10. ガスリー+アルファタウリ
11. ノリス+マクラーレン
12. ハミルトン+メルセデス
13. ストロール+アストンマーチン
14. 周冠宇+アルファロメオ
15. フルケンベルグ+アストンマーチン
16. アルボン+ウィリアムズ
17. ラティフィ+ウィリアムズ
18. リカルド+マクラーレン
<20時21分>(日本時間02時21分)
アルピーヌの無用な先陣争いは続いている。オコンは縁石をはみ出してアロンソ+アルピーヌを抜く暴挙を連発。チームからはなんの指示も出ていない。
14周目
ボッタス+アルファロメオがアロンソ+アルピーヌをパス。
ストロール+アストンマーチンがピットイン。「リヤタイヤが終わった」とチームに報告していたアルボン+ウィリアムズも続いた。
15周目
<20時27分>(日本時間02時27分)
ペレス+レッドブルがピットイン。ラッセル+メルセデスの後ろでコースに戻った。
ガスリー+アルファタウリもピットイン。
16周目
ラティフィ+ウィリアムズがクラッシュ!!
バーチャルセフティーカー。
ピットインの予定をしなかったルクレール+フェラーリにメリット。
☆☆ ラティフィは、最終コーナーを切り込んだ瞬間にリヤが流れ、その対応のカウンターステアの方向にスナップして壁に当たった。
ヴァーチャルセフティカー中
19周目
1. ペレス+レッドブル
2. ルクレール+フェラーリ
3. フェルタッペン+レッドブル
4. サインツ+フェラーリ
5. ラッセル+メルセデス
6. アロンソ+アルピーヌ
7. オコン+アルピーヌ
8. ボッタス+アルファロメオ
9. マグヌッセン+ハース
10. ガスリー+アルファタウリ
11. ノリス+マクラーレン
12. ハミルトン+メルセデス
13. ストロール+アストンマーチン
14. 周冠宇+アルファロメオ
15. フルケンベルグ+アストンマーチン
16. アロンソ+アルピーヌ
17. ラティフィ+ウィリアムズ
18. リカルド+マクラーレン
20周目
セフティカー先導に切り替わり、次の周にレースが再開する。
☆☆ ペレス+レッドブルが譲った形でルクレール+フェラーリが前に出てレースが再開した。
22周目
1. ルクレール+フェラーリ
2. フェルタッペン+レッドブル
3. サインツ+フェラーリ
4. ペレス+レッドブル
5. ラッセル+メルセデス
6. マグヌッセン+ハース
7. ハミルトン+メルセデス
8. アルボン+ウィリアムズ
9. フルケンベルグ+アストンマーチン
10. ボッタス+アルファロメオ
11. オコン+アルピーヌ
12. リカルド+マクラーレン
13. ノリス+マクラーレン
14. ガスリー+アルファタウリ
15. 周冠宇+アルファロメオ
16. ストロール+アストンマーチン
17. アルボン+ウィリアムズ
18. ラティフィ+ウィリアムズ
25周目
レースは半分を消化した。
1. ルクレール+フェラーリ
2. フェルタッペン+レッドブル
3. サインツ+フェラーリ
4. ペレス+レッドブル
5. ラッセル+メルセデス
6. ハミルトン+メルセデス
7. マグヌッセン+ハース
8. アロンソ+アルピーヌ
9. ボッタス+アルファロメオ
10. オコン+アルピーヌ
11. フルケンベルグ+アストンマーチン
12. リカルド+マクラーレン
13. ノリス+マクラーレン
14. ガスリー+アルファタウリ
15. 周冠宇+アルファロメオ
16. ストロール+アストンマーチン
17. アルボン+ウィリアムズ
18. ラティフィ+ウィリアムズ
32周目
ルクレール+フェラーリがファステストラップ。フェルタッペン+レッドブルは、1.4秒後方。
ボッタス+アルファロメオがアロンソ+アルピーヌーに追いつき、照準を合わせた。
35周目
アロンソ+アルピーヌが、マグヌッセン+ハースを抜いて7番手へ。今回もしぶといレースを展開している。
そのアロンソ+アルピーヌが、スローダウン!! 「ノーパワー」。
37周目
リカルド+マクラーレンがコースサイドにマシンを停めた。
ピットインしたボッタス+アルファロメオがガレージに入れられた。
イエローフラッグ。
ハミルトン+メルセデスのピットが準備しているところに、マグヌッセン+ハースがピットイン。
38周目
ヴァーチャルセフティカー。
ピットクローズド。
アロンソ+アルピーヌがコースサイドにマシンを停めた。
リカルド+マクラーレンがオフィシャルに押されている。
41周目
<21時12分>(日本時間03時12分)
グリーンフラッグ。
<21時13分>(日本時間03時13分)
ピットオープン。
ハミルトン+メルセデス、ピットインしてタイヤを交換。マグヌッセン+ハースの後ろの12番手でコースに戻った。
<21時14分>(日本時間03時14分)
フェルタッペン+レッドブルがルクレール+フェラーリに襲いかかっている。
<21時15分>(日本時間03時15分)
42周目。フェルタッペン+レッドブルがルクレール+フェラーリをDRSを使って抜いた。が、ルクレール+フェラーリが抜き返した。
<21時20分>(日本時間03時20分)
50周レースの46周目
ハミルトン+メルセデスがストロール+アストンマーチンを交わして10番手へ。
ルクレール+フェラーリとフェルタッペン+レッドブルの差は1秒。
47周目
フェルタッペン+レッドブルがルクレール+フェラーリの前に出た。
48周目
フェルタッペン+レッドブルはファステストラップで逃げる。ルクレール+フェラーリは0.7秒にピタリと着いている。
49周目
セクター1に一瞬イエローフラッグ。アルボン+ウィリアムズとストロール+アストンマーチンが接触してアルボン+ウィリアムズがコースをはみ出したため。
50周目
トップ2がコンマ5秒差で最終ラップ。
最終コーナーでほとんど横に並んだルクレール+フェラーリだったが、フェルタッペン+レッドブルを抜けなかった。
同じように、オコン+アルピーヌがノリス+マクラーレンを振り切った。
壮絶なレースが終わった。
サウジアラビアGP結果
1. フェルタッペン+レッドブル
2. ルクレール+フェラーリ
3. サインツ+フェラーリ
4. ペレス+レッドブル
5. ラッセル+メルセデス
6. オコン+アルピーヌ
7. ノリス+マクラーレン
8. ガスリー+アルファタウリ
9. マグヌッセン+ハース
10. ハミルトン+メルセデス
11. 周冠宇+アルファロメオ
12. フルケンベルグ+アストンマーチン
13. ストロール+アストンマーチン
14. アルボン+ウィリアムズ
ボッタス+アルファロメオ
アロンソ+アルピーヌ
リカルド+マクラーレン
ラティフィ+ウィリアムズ
角田裕毅 出走せず
[STINGER]山口正己
photo by [STINGER]