アルファタウリの第2戦–角田、レースを走れず試練
F1GP第2戦サウジアラビアGPで、ホンダ由来のパワーユニットを搭載するアルファタウリの2台は、残念なレースを味わった。救いは、ピエール・ガスリーが開幕戦のバーレーンGPに続いて予選でQ3に進出し、超高速コースでもマシンのポテンシャルが高いことを確認できたことだった。
ピエールGasly(AT03-01、車10)
レース:8位
「状況からしてポイントを獲得できたのはとても嬉しい。セフティカーがピットインのタイミングと30秒ほどズレてしまったのは理想的ではなかったけれど、結果的に8番手に戻れたのはよかった」
「最後の15周は、体調が悪化してとても苦しかった。腸の調子が悪くなって、レースを続けるのが本当に難しかった。チームは方策を見つけているけれど、もっとダウンフォースがほしいと思っているので、早く解決策を見つけたいと思います」
角田裕毅
Race: スタートできず
「信頼性の問題でフラストレーションが溜まる週末でした。予選で失敗してしまって、レースでは駆動系の問題がグリッドに向かうところで出てしまいました」
「このコースは、開幕戦バーレーンGPのザヒール・インターに比べてボクたちのクルマにしていると思っていたので、凄くいいと思っていました。特にピエール(ガスリー)は、Q3とレースで素晴しいパフォーマンスを見せていたから、とても残念です」
「中団グループの闘いはとてもタイトだけれど、全戦でポイントを取れると思っていたけれど、今日は果たせませんでした。次のオーストラリアでは強いレースができると思います」
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri