ルクレール+フェラーリ完璧な勝利–3年ぶりのアルバートパークの爽快バトル!!
2019年以来、3年ぶりにF1GPの舞台となったアルバートパーク・サーキット。メルボルンの高速コースは230km/hを超える高速コーナーを中心に改修を受け、さらに見応えのある舞台となった。
レースは、スタートからポールポジションのシャルル・ルクレール+フェラーリの独壇場になったが、高速コースが舞台だっただけに、ダルなレースではなく、常に緊迫感あふれる流れだった。
結局、ルクレール+フェラーリに追いつかなかったが、ルクレール+フェラーリと最後にファステストラップ争いを繰り広げたレッドブルのセルジオ・ペレスと、予選では苦戦しながら、レースになると粘り強い安定した走りを見せて3-4番手を占めたジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトンのメルセデスのしぶとさもレースの盛り上げ、熱戦を際立たせた。
2022F1GPは、アウェイの3戦を終え、次回から本場ヨーロッパ・ラウンドに突入する。その初戦のイモラ(オートドロモ・エンツォ・ディノ・フェラーリ)は、フェラーリの地元。3戦2勝のルクレール+フェラーリが、地元でポジションをキープできるのかが注目される。
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI