ルクレール＋フェラーリ、2年連続ポールポジション!!–2022F1GP第7戦モナコGP予選
2022F1GP第7戦モナコGP。伝統のコースで、迫力満点の予選が展開した。
ルクレール＋フェラーリがホームコースで力を見せて圧倒的なポールポジション。サインツ＋フェラーリが続いてフェラーリ2台が強さを見せ、ペレス＋レッドブルとフェルタッペン＋レッドブルを押さえ込んでフロントローを独占したが、目を離せない迫真のタイム合戦が繰り広げられたが、セッションは、残り2分のところでエンディングを迎えた。
ペレス＋レッドブルがトンネル手前の右コーナー立ち上がりで、アクセルオンの瞬間にテールが振られてガードレールにリヤをヒットして停止、サインツ＋フェラーリが避けきれずにスピン、ペレス＋レッドブルの右フロントタイヤにリヤをぶつけてストップ。2台がコースを塞いで赤旗で終了となった。
ペレスもサインツも、最後のアタック中だったが、二人とも、「そこまでのペースから、ポールポジションが取れた」と肩をすくめた。
巧さと速さと経験がモノを言うモナコで光ったのは、ルイス･ハミルトン。ここまで、開幕戦を除いて後塵を配していたチームメイトのジョージ･ラッセルを従える5番手。
しかし、フェラーリとレッドブルに続いたのは、ノリス＋マクラーレン。チームメイトのリカルド＋マクラーレンに大差を着け、ハミルトン＋メルセデスに先んじた。
角田裕毅は、チームメイトのピエール･ガスリーがQ1で敗退する番狂わせの中でQ3進出を目指したが、11番手でQ2でノックアウトを喫した。
決勝レースが行なわれる日曜日の予報は雨。ポールポジションのルクレールは、「ドライの方が展開が分かりやすいね」とコメントしたが、サインツは、「雨? どっちでもいいよ」と、予選の不運を取り戻す覚悟。ドラマチックな闘いになりそうだ。
モナコGP予選結果
1. ルクレール＋フェラーリ 1分11秒376
2. サインツ＋フェラーリ 1分11秒601
3. ペレス＋レッドブル 1分11秒629
4. ノリス＋マクラーレン 1分11秒849
6. ラッセル＋メルセデス 1分12秒112
7. アロンソ＋アルピーヌ1分12秒247
8. ハミルトン＋メルセデス 1分12秒560
9. フェッテル＋アストンマーチン 1分12秒732
10. オコン＋アルピーヌ 1分13秒047
—-以下、Q2ノックアウト
11. 角田裕毅＋アルファタウリ 1分12秒797
12. ボッタス＋アルファロメオ 1分12秒909
13. マグヌッセン＋ハース 1分12秒921
14. リカルド＋マクラーレン 1分12秒964
15. シューマッハ＋ハース 1分13秒081
—-以下、Q1ノックアウト
16. アルボン＋ウィリアムズ 1分13秒611
17. ガスリー＋アルファタウリ 1分13秒660
18. ストロール＋アストンマーチン 1分13秒678
19. ラティフィ＋ウィリアムズ 1分14秒403
20. 周冠宇＋アルファロメオ 1分15秒606
［STINGER］山口正己
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