角田裕毅 モナコからアゼルバイジャンへ–低速モナコから超高速バクーに気持ちを入れ替える
モナコの初日のフリー走行では順調なペースを掴んでいた角田裕毅+アルファタウリだったが、日曜日の雨のレースではペースが掴めず、チームメイトのピエール・ガスリーとともにいい結果を残せなかった。
しかし、同じ公道でも、モナコが低速なのに対して、次のアゼルバイジャンGPは、超のつく高速コース。舞台のバクー・サーキットは、去年初めてQ3に進出した印象のいいコースだ。
「モナコGPの後、スクーデリア・アルファタウリのファクトリーで、レースで何が起こったのかを分析するためのミーティングを何度か行ないました」
「モナコは、フリー走行ではずっとトップ10に入っていたので、予選大きな期待を寄せていました。チームはピエール(ガスリー)とボクをQ3に進出させるつもりたったけれど、残念なことに、予選はシーズン最低の内容になって、力を発揮できないことが分かり、Q1で、ボクに起きていた問題で赤旗が提示され、それがピエールのパフォーマンスにも影響を与える結果になりました」
「なぜそんな小さなことで赤旗が出されたのかわからないけれど、要するに、壁にぶつかってはいけない、ということです!」
「レースは、雨になったけれど、今回はボクに有利に働かなかった。次ですね」
「今週末はアゼルバイジャンGPのバクーに行きます。去年は、予選8番手で、レースは5位にいる本当に強いレースができたけれど、赤旗の後の最後にいくつかポジションを失って、最後が1周のスプリント・レースになりました」
「バクーについて気に入らないところはあまりないです。特にセクター2は古い建物を通り過ぎるところが好きで、とても長いストレートだけでなく、追い越しの機会も多いので、全体的に気に入っているので、クリーンなレースウィークを過ごしてポイントを獲得できるのを願っています。チームは力強い週末を過ごし、可能な限り最高の結果を得るためにすべてをまとめる必要があります。モナコで起こったことを繰り返してはダメですね」
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri