F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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ライブタイムメモ/2022F1GP第10戦/イギリスGP/シルバーストン/イギリス・ノーザンプトン/シルバーストン・サーキット/決勝

<14時20分>(日本時間22時20分)
グリッドに向けて、各車がピットを後にしていく。

シルバーストン上空は、雲が浮かんでいるが、完全なドライコンディション。たただし、10%とごく低い数字ながら、天気予報は雨の可能性を伝えている。

☆☆ セッション開始前にピット上空からパラパラと雨粒が落ちた。

<14時28分>(日本時間22時28分)
グリッドにマシンが並び始めた。スタンドには14万人を超える観客が詰めかけている。

☆☆ 予選では、本命の二人、フェルタッペン+レッドブルとルクレール+フェラーリがスピン、雨をコントロールしきったサインツ+フェラーリが151戦目の初ポールポジションを記録、ドラマチックな闘いが展開した。

グリッド
1. サインツ+フェラーリ
    2. フェルタッペン+レッドブル
3. ルクレール+フェラーリ
    4. ペレス+レッドブル
5. ハミルトン+メルセデス
    6. ノリス+マクラーレン
7. アロ ンソ+アルピーヌ
    8. ラッセル+メルセデス
9. 周冠宇+アルファロメオ
    10. ラティフィ+ウィリアムズ
11. ガスリー+アルファタウリ
    12. ボッタス+アルファロメオ
13. 角田裕毅+アルファタウリ
    14. リカルド+マクラーレン
15. オコン+アルピーヌ
    16. アルボン+ウィリアムズ
17. マグヌッセン+ハース
    18. フェッテル+アストンマーチン
19. シューマッハ+ハース
    20. ストロール+アストンマーチン

<14時47分>(日本時間22時47分)
「元々ここ向きのマシンではなかったので、ポジションは悪くないとおもいます。それでも11番手と13番手、チームメイトは、雨用のセッティングだったので、悪くないと思います。ポイントを取れるように頑張ります」と角田裕毅+アルファタウリ。

☆☆ シルバーストンは超高速だが、同じ高速のモンツァと大きく違うのは、モンツァは、最高速が高い低速コース、つまり、最終コーナーなど2~3のコーナーを除けばシケインでつながれているのに対して、シルバーストンは、高速コーナーがメインのレイアウトという大きな違いがある。

特にタイヤに対する攻撃性が高くなり、チームとドライバーがそこをどう対応してレースを進めるかが注目される。

<15時00分>(日本時間23時00分)
フォーメーションラップが始まった。

<15時04分>(日本時間23時04分)
雲に覆われたコースはどんよりと薄暗いが、3日間合計40万人を集めたスタンドは熱く盛り上がっている。

スタート!!
フェルタッペン+レッドブルがホールショット。
いきなり赤旗。後方で大きな混乱。
☆☆ ラッセル+メルセデス、角田裕毅+アルファタウリがマシンを破損。ラッセル+メルセデスはその場で停止、角田裕毅+アルファタウリは、ゆっくりとピットに戻っていく。
☆☆ アルボン+ウィリアムズも停まっている。
☆☆ オコン+アルピーヌもヨタヨタとピットに戻った。右フロントサスを壊している。

角田裕毅+アルファタウリがピットにたどり着いた。
1台転倒しているが、画面に映らない(映さない)のが心配される。
転倒したのは周冠宇+アルファロメオ?

赤旗中
1. フェルタッペン+レッドブル
2. サインツ+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス
4. ルクレール+フェラーリ
5. アロンソ+アルピーヌ
6. ペレス+レッドブル
7. ノリス+マクラーレン
8. ラティフィ+ウィリアムズ
9. ボッタス+アルファロメオ
10. リカルド+マクラーレン
11. ガスリー+アルファタウリ
12. マグヌッセン+ハース
13. フェッテル+アストンマーチン
14. ストロール+アストンマーチン
15. シューマッハ+ハース
16. 角田裕毅+アルファタウリ
17. オコン+アルピーヌ
18. ラッセル+メルセデス
19. 周冠宇+アルファロメオ
20. アルボン+ウィリアムズ

☆☆ 再スタートのリプレイ映像がいくつかの場面を流したが、どれも先頭集団のみ。転倒した周冠宇+アルファロメオを映した映像がないのが心配を加速する。

<15時16分>(日本時間23時16分)
周冠宇はマシンから出されてドクターカーで搬送中との情報。

<15時17分>(日本時間23時17分)
角田裕毅のマシンは、ノーズ交換を行ない、再スタートに備えている。

☆☆ ラッセル+メルセデスは、ハードタイヤでスタートした。出遅れて混乱に巻き込まれた、もしくは、原因になった?

☆☆ ラッセル+メルセデスがガスリー+アルファタウリと当たって、コントロールを失って左に振られ、周冠宇+アルファロメオをはじき出す恰好。

☆☆ 後方でも、フェッテル+アストンマーチンを中心にクラッシュ。他にも何台かが接触した。

◆◆ 周冠宇+アルファロメオは、転倒してエスケープゾーンに飛び出し、タイヤバリアで回転ジャンプして観客席手前の金網に引っ掛かり、コース側に転落した。

<15時30分>(日本時間23時30分)
周冠宇の“無事”が伝えられた。一安心。
☆☆ とはいえ、“無事”の程度は不明。

<15時38分>(日本時間23時38分)
再スタートについて、「スタート直後のアクシデントだったため、再スタートは、当初のグリッド通り」と報告された。再スタート時間は未発表。

◆◆ 周冠宇+アルファロメオがクラッシュした金網の外側には通路で、何人か観客がいた。怪我人がなかったのは幸い。

<15時46分>(日本時間23時46分)
「15時56分にリスタート」が報告された。

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イギリスGP◆リスタート◆

<15時56分>(日本時間23時56分)
グリッドに向けてコースイン。
サインツ+フェラーリはミディアム・タイヤ、フェルタッペン+レッドブルもミディアム。

グリッドは、スタート前の状態に戻されてリスタートが切られる。


<15時59分>(日本時間23時59分)
リスタート!!

今度は接触なく、1周を終えた。

2周目(カウントは4周目)
誰かのウィングレットが飛んだ。ペレス+レッドブル?

4周目
スタートしたのは17台
1. サインツ+フェラーリ
2. フェルタッペン+レッドブル
3. ルクレール+フェラーリ
4. ペレス+レッドブル
5. ノリス+マクラーレン
6. ハミルトン+メルセデス
7. ガスリー+アルファタウリ
8. アロンソ+アルピーヌ
9. 角田裕毅+アルファタウリ
10. オコン+アルピーヌ
11. ラティフィ+ウィリアムズ
12. リカルド+マクラーレン
13. ボッタス+アルファロメオ
14. フェッテル+アストンマーチン
15. マグヌッセン+ハース
16. ストロール+アストンマーチン
17. シューマッハ+ハース
—-以下、リスタートできず
ラッセル+メルセデス
周冠宇+アルファロメオ
アルボン+ウィリアムズ

6周目
ハミルトン+メルセデスがノリス+マクラーレンを交わして4番手へ。
フロントウィングを傷めたペレス+レッドブルがピットイン。コースに戻るが勝負の権利はなくなった。
ガスリー+アルファタウリがアロンソ+アルピーヌに抜かれた。

☆☆ ペレス+レッドブルは、ルクレール+フェラーリとのバトルで軽く接触してフロントウィングの翼端板を飛ばした。

9周目
サインツ+フェラーリ、フェルタッペン+レッドブル、ルクレール+フェラーリ、ハミルトン+メルセデスの4台が同じペースでトップ集団を形成して5位以下を置き去りにしている。

☆☆ 16番手に落ちたペレス+レッドブルがファステストラップを記録したが、上位ははるか先。

10周目
サインツ+フェラーリとフェルタッペン+レッドブルが先を急いで3位以下を突き放していたが、サインツ+フェラーリがコースオフ、フェルタッペン+レッドブルにトップを譲った。

11周目
スクーデリア・アルファタウリの2台が接触!! インを突いた角田裕毅+アルファタウリが、コーナーでリヤが流れて接触。なんともな!!

13周目
フェルタッペン+レッドブルがスローダウン!!

☆☆ フェルタッペン+レッドブルはパンク!!

フェルタッペン+レッドブルは、タイヤを交換して6番手でコースに戻った。

14周目
フェルタッペン+レッドブルが、「リヤがおかしい、チェックしてくれ」とチーム無線。

15周目
フェラーリが1-2態勢。
角田裕毅+アルファタウリに5秒ペナルティ。
※後にペナルティは取り消された。

1. サインツ+フェラーリ
2. ルクレール+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス
4. ノリス+マクラーレン
5. アロンソ+アルピーヌ
6. フェルタッペン+レッドブル
7. オコン+アルピーヌ
8. ラティフィ+ウィリアムズ
9. ボッタス+アルファロメオ
10. リカルド+マクラーレン
11. マグヌッセン+ハース
12. シューマッハ+ハース
13. ガスリー+アルファタウリ
14. ストロール+アストンマーチン
15. ペレス+レッドブル
16. 角田裕毅+アルファタウリ
17. フェッテル+アストンマーチン

16周目
フェラーリが1-2を争っているが、後ろのルクレールの方がペースが速い。もちろん、サインツ+フェラーリは抜かれたくない。チームからの指令がでないと、タイヤを傷めて2台とも後退の可能性あり?
ルクレールから、「レースするの?」とチーム無線。

☆☆ その間にハミルトン+メルセデスがファステストラップを連発して近づいてきている。

19周目
トップを争うフェラーリの後方からハミルトン+メルセデスがさらに接近。

20周目
ルクレール+フェラーリがファステストラップ、それをハミルトン+メルセデスが更新。

21周目
サインツ+フェラーリがピットインしてトップはルクレール+フェラーリとハミルトン+メルセデスの闘いへ。現在2.3秒差。

23周目
ハミルトン+メルセデスがさらにファステストラップを更新。

1. ルクレール+フェラーリ
2. ハミルトン+メルセデス
3. サインツ+フェラーリ
4. ノリス+マクラーレン
5. アロンソ+アルピーヌ
6. フェルタッペン+レッドブル
7. オコン+アルピーヌ
8. ペレス+レッドブル
9. マグヌッセン+ハース
10. フェッテル+アストンマーチン
11. ラティフィ+ウィリアムズ
12. シューマッハ+ハース
13. リカルド+マクラーレン
14. ガスリー+アルファタウリ
15. ストロール+アストンマーチン
16. 角田裕毅+アルファタウリ
—-以下、リタイア

24周目
フェルタッペン+レッドブルがハードタイヤへ。

☆☆ フェッテル+アストンマーチンの前でコースに戻ったが、新品タイヤで直ぐに抜かれた。

☆☆ フェルタッペン+レッドブルがピットに「ノーグリップ」と無線。どこかがおかしい。

25周目
ルクレール+フェラーリがピットイン。ハード・タイヤに交換。
傷めたフロントウィングは交換しないまま。

26周目
ハミルトン+メルセデスがトップに立った。
今シーズン初のラップ・リーダー。

1. ハミルトン+メルセデス
2. サインツ+フェラーリ
3. ルクレール+フェラーリ
4. ノリス+マクラーレン
5. アロンソ+アルピーヌ
6. ペレス+レッドブル
7. フェッテル+アストンマーチン
8. フェルタッペン+レッドブル
9. ラティフィ+ウィリアムズ
10. オコン+アルピーヌ
11. シューマッハ+ハース
12. マグヌッセン+ハース
13. リカルド+マクラーレン
14. ガスリー+アルファタウリ
15. ストロール+アストンマーチン
16. 角田裕毅+アルファタウリ

逃げるハミルトン+メルセデスを、サインツとルクレールのフェラーリが追っているが、相変わらずルクレールの方がペースが速い。しかし、チームから“チーム・オーダー”は出ていないが、「1分32秒台を守れなかったらポジションを換える指示を出す」と無線。

31周目
サインツ+フェラーリのペースが上がらず、ルクレール+フェラーリが前に出た。
☆☆ ハミルトン+メルセデスとの差は18秒+。

33周目
ガスリー+アルファタウリが戦列を離れた。

34周目
ハミルトン+メルセデスがピットインしてハード・タイヤに交換。4.3秒と若干手間取り、2台のフェラーリの後の3番手でコースに戻った。

52周レースの35周目
1. ルクレール+フェラーリ
2. サインツ+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス
4. ペレス+レッドブル
5. ノリス+マクラーレン
6. アロンソ+アルピーヌ
7. フェッテル+アストンマーチン
8. フェルタッペン+レッドブル
9. オコン+アルピーヌ
10. シューマッハ+ハース
11. マグヌッセン+ハース
12. ラティフィ+ウィリアムズ
13. ストロール+アストンマーチン
14. リカルド+マクラーレン
15. 角田裕毅+アルファタウリ
—-以下、リタイア

37周目
タイヤ交換をしたハミルトン+メルセデスが、タイヤが温まらなかったか、ペースがここにきてやっとペースが上がり始めた。

☆☆ フェルタッペン+レッドブルがオコン+アルピーヌに抜かれた。ペレスより2秒遅い。

☆☆ ハミルトン+メルセデスがファステストラップでサインツ+フェラーリに2.5秒差。

39周目
オコン+アルピーヌがペースダウン。

40周目
セフティカー中。
1. ルクレール+フェラーリ
2. サインツ+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス
4. ペレス+レッドブル
5. ノリス+マクラーレン
6. アロンソ+アルピーヌ
7. フェッテル+アストンマーチン
8. マグヌッセン+ハース
9. フェルタッペン+レッドブル
10. ストロール+アストンマーチン
11. シューマッハ+ハース
12. ラティフィ+ウィリアムズ
13. リカルド+マクラーレン
14. 角田裕毅+アルファタウリ
—-以下、リタイア

43周目
セフティカーが退出。
レース再開!!

トップのルクレール+フェラーリは、16周走ったハード・タイヤ。
2-3番手のサインツ+フェラーリとハミルトン+メルセデスはソフト・タイヤ。

サインツ+フェラーリがどこまで抑えられるかが終盤のテーマ。

と思いきや、リスタートでサインツ+フェラーリがルクレール+フェラーリの前出た。
フェラーリのチームバトル!! その後でペレス+レッドブルがハミルトン+メルセデスを抜いた!!

44周目
サインツ+フェラーリがファステストラップで逃げる。
今度は、ルクレール+フェラーリがハミルトン+メルセデスをどう抑えるか。

45周目
サインツ+フェラーリがファステストラップ連発。

ルクレール+フェラーリとペレス+レッドブルの頂上バトルの脇をハミルトン+メルセデスがすり抜け、さらにペレス+レッドブルがポジション奪回。凄いレースになっている!!
その後ろからアロンソ+アルピーヌが迫ってきた。
ノリス+マクラーレンも集団に追いついてきた。
トップ6の壮絶バトル!!

48周目
ルクレール+フェラーリとハミルトン+メルセデスの3位争いが凄い。
ハミルトン+メルセデスがルクレール+フェラーリをパス!!

1. サインツ+フェラーリ
2. ペレス+レッドブル
3. ハミルトン+メルセデス
4. ルクレール+フェラーリ
5. アロンソ+アルピーヌ
6. ノリス+マクラーレン
7. フェルタッペン+レッドブル
8. シューマッハ+ハース
9. フェッテル+アストンマーチン
10. マグヌッセン+ハース
11. ストロール+アストンマーチン
12. ラティフィ+ウィリアムズ
13. リカルド+マクラーレン
14. 角田裕毅+アルファタウリ

☆☆ フェルタッペン+レッドブルとシューマッハ+ハースの7番手争いも激しい。

51周目
ルクレール+フェラーリとアロンソ+アルピーヌの4番手争い
最後まで続いている。

サインツ+フェラーリ初優勝!!
ハミルトン+メルセデスが最終ラップでファステストラップで3位。

シューマッハ+ハース、初入賞!!

素晴しいレースの余韻がシルバーストンを包み込んでいる。

アクシデントに遭った周冠宇+アルファロメオがパドックでテレビのインタビューを受けている。すべてめでたし。

「なんと言っていいか分らない」と初優勝のサインツ。
「シルバーストンでフェラーリで、これ以上はない。忘れられない週末になった」

カルロス・サインツの新たな頁が始まった。

[STINGER]山口正己

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2位メルセデス409ポイント
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