ライブタイムメモ/2022F1GP第11戦/オーストリアGP/レッドブル・リンク/シューペルバーグ/決勝(71周)
<14時30分>(日本時間21時30分)
気温20℃。金曜日から安定した気候のレッドブル・リンクのだが、天気予報は雨の可能性を伝えている。
変則的なスケジュールの中で週末を過ごしているレッドブル・リンク。3日間で35万人の観客を集めて、オレンジ色のスタンドは、熱気は最高潮に達している。
23周で行われた土曜日のスプリントは、アロンソ+アルピーヌと周冠宇+アルファロメオがスタートできないトラブルで始まった。ハミルトンとミック・シューマッハの、カートレースのようなバトルが注目されたが、71周の長丁場となる決勝は、別の展開が待っている。
まずは、1コーナーの先陣争いが注目だが、レッドブル・リンクは、抜きやすいレースとして知られる。スプリントでは、ペレス+レッドブルが最後尾から5位まで追い上げて注目を集めた。
国歌がピアノで演奏され、上空にレッドブルが所有するビンテッジ・プレーンか飛来。ドライバーが集中力を高めている。
<14時50分>(日本時間21時50分)
「レッドブルがそんなに速いと思わなかった」と、スプリントでハミルトンと対等のバトルを演じたミック・シューマッハ。9番手グリッドを得たこの自信がレースでどう出るか。
角田裕毅+アルファタウリは、「あまりにも、異次元レベルでマシンが遅すぎた」と、ガスリー+アルファタウリとともにマシン不調で下位に沈んでいるが、レースではどこまで挽回できるだろうか。
上空は白い雲に覆われ、一部に青空が覗いている。気温は20°。降水確率は10%に満たないが、天気予報はスタートの15時に雨マークを載せている。
<15時00分>(日本時間22時00分)
フォーメーションラップが始まった。
マックス・フェルスタッペンがダッシュを決め、ハミルトン+メルセデスがサインツ+フェラーリの前に出たが、1コーナー立ち上がりで抜き返した。
ペレス+レッドブルがコースオフ、大きくポジションを下げた。
アルボン+ウィリアムズと角田裕毅+アルファタウリが接触!?
2周目
1. フェルスタッペン+レッドブル
2. ルクレール+フェラーリ
3. サインツ+フェラーリ
4. ラッセル+メルセデス
5. オコン+アルピーヌ
6. マグヌッセン+ハース
7. ハミルトン+メルセデス
8. シューマッハ+ハース
9. リカルド+マクラーレン
10. ノリス+マクラーレン
11. ストロール+アストンマーチン
12. ガスリー+アルファタウリ
13. アルボン+ウィリアムズ
14. 周冠宇+アルファロメオ
15. 角田裕毅+アルファタウリ
16. ラティフィ+ウィリアムズ
17. フェッテル+アストンマーチン
18. アロンソ+アルピーヌ
19. ボッタス+アルファロメオ
20. ペレス+レッドブル
☆☆ シューマッハ+ハースがハミルトン+メルセデスをパス。ハースが6-7位。
7周目
トップのフェルスタッペン+レッドブルとルクレール+フェラーリの差は1秒を切っている。
ハミルトンから「ストレート・スピードが遅い」とチームに無線。
10周目
ルクレール+フェラーリが、3コーナーでフェルスタッペン+レッドブルに並びかける。
ラッセル+メルセデスに、ペレス+レッドブルとの件で5秒ペナルティ。
12周目
ルクレール+フェラーリがフェルスタッペン+レッドブルをパス!!
フェルスタッペン+レッドブルンの連続トップ周回が177周で費えた。
13周目
ルクレール+フェラーリが二度目のトラックリミット違反警告。
14周目
フェルスタッペン+レッドブルがピットイン、ハード・タイヤに交換。
ハミルトン+メルセデスがシューマッハ+ハースを抜き返した。
さらにマグヌッセン+ハースをパス。
16周目
フェルスタッペン+レッドブルにトラックリミット違反警告。
シューマッハ+ハースがピットイン。14番手でレースに戻った。
18周目
フェルスタッペン+レッドブルがハミルトン+メルセデスを抜いた。
19周目
1. ルクレール+フェラーリ
2. サインツ+フェラーリ
3. フェルスタッペン+レッドブル
4. ハミルトン+メルセデス
5. ストロール+アストンマーチン
6. 角田裕毅+アルファタウリ
7. 周冠宇+アルファロメオ
8. アロンソ+アルピーヌ
9. フェッテル+アストンマーチン
10. オコン+アルピーヌ
11. マグヌッセン+ハース
12. ノリス+マクラーレン
13. リカルド+マクラーレン
14. シューマッハ+ハース
15. アルボン+ウィリアムズ
16. ガスリー+アルファタウリ
17. ラッセル+メルセデス
18. ボッタス+アルファロメオ
19. ラティフィ+ウィリアムズ
20. ペレス+レッドブル
23周目
オコン+アルピーヌが周冠宇+アルファロメオをパスして7番手へ。
さらにオコン+アルピーヌは6番手の角田裕毅+アルファタウリを抜いた。
25周目
マグヌッセン+ハース、ノリス+マクラーレン、アロンソ+アルピーヌ、シューマッハ+ハース、周冠宇+アルファロメオの5台がひとかたまりで接近戦。
27周目
ルクレール+フェラーリがピットイン。サインツ+フェラーリ、フェルタッペン+レッドブルに続いて3番手でレースに復帰。
28周目
サインツ+フェラーリがピットイン。ハミルトン+メルセデスの後でコースへ。
29周目
ハミルトン+メルセデスがピットイン。5番手で復帰。
ペレス+レッドブルがリタイアを決めた。
30周目
ハミルトン+メルセデスがオコン+アルピーヌを交わして4番手へ。
33周目
フェルスタッペン+レッドブルと接近戦を展開していたルクレール+フェラーリが、前に出た。
ガスリー+アルファタウリにトラックリミット違反。
36周目
アロンソ+アルピーヌが角田裕毅+アルファタウリをパス。抜きざまにラインを寄せられ、ダートにはみ出し、左側の角田に右手で抗議のジェスチャー。
サインツ+フェラーリにトラックリミット違反警告。
38周目
1. ルクレール+フェラーリ
2. サインツ+フェラーリ
3. フェルスタッペン+レッドブル
4. ハミルトン+メルセデス
5. オコン+アルピーヌ
6. シューマッハ+ハース
7. マグヌッセン+ハース
8. ノリス+マクラーレン
9. ラッセル+メルセデス
10. リカルド+マクラーレン
11. アルボン+ウィリアムズ
12. ガスリー+アルファタウリ
13. ボッタス+アルファロメオ
14. フェッテル+アストンマーチン
15. ストロール+アストンマーチン
16. アロンソ+アルピーヌ
17. 角田裕毅+アルファタウリ
18. 周冠宇+アルファロメオ
19. ラティフィ+ウィリアムズ
20. ペレス+レッドブル
40周目
フェッテル+アストンマーチンがスピン。右コーナーでガスリー+アルファタウリと当たった。「ボクの方がノーズが前だったのに、何を考えているんだ!!」と怒りの無線。
41周目
ラッセル+メルセデスがピットイン。
ノリス+マクラーレンがマグヌッセン+ハースを交わした。
43周目
ハミルトン+メルセデスにトラックリミット違反警告。
45周目
ノリス+マクラーレンとシューマッハ+ハースがピットイン。
46周目
ストロール+アストンマーチンとシューマッハ+ハースが追い抜き合戦。
50周目
1. ルクレール+フェラーリ
2. サインツ+フェラーリ
3. フェルスタッペン+レッドブル
4. ハミルトン+メルセデス
5. アロンソ+アルピーヌ
6. オコン+アルピーヌ
7. ラッセル+メルセデス
8. シューマッハ+ハース
9. マグヌッセン+ハース
10. ストロール+アストンマーチン
11. ノリス+マクラーレン
12. リカルド+マクラーレン
13. アルボン+ウィリアムズ
14. ボッタス+アルファロメオ
15. ガスリー+アルファタウリ
16. 角田裕毅+アルファタウリ
17. フェッテル+アストンマーチン
18. 周冠宇+アルファロメオ
19. ラティフィ+ウィリアムズ
20. ペレス+レッドブル
53周目
タイヤを交換したルクレール+フェラーリがフェルタッペン+レッドの前に出た!!
<16時10分>(日本時間23時10分)
サインツ+フェラーリがスローダウン。コースサイドで炎に包まれた。
ファステストラップを塗り替えた直後の出来事。
ヴァーチャルセフティカー。
ルクレール+フェラーリとフェルスタッペン+レッドブルがピットイン。
ヴァーチャルセフティカー中
71周レースの59周目
1. ルクレール+フェラーリ
2. フェルスタッペン+レッドブル
3. ハミルトン+メルセデス
4. オコン+アルピーヌ
5. ラッセル+メルセデス
6. シューマッハ+ハース
7. マグヌッセン+ハース
8. ノリス+マクラーレン
9. アロンソ+アルピーヌ
10. リカルド+マクラーレン
11. アルボン+ウィリアムズ
12. ボッタス+アルファロメオ
13. ガスリー+アルファタウリ
14. ストロール+アストンマーチン
15. 周冠宇+アルファロメオ
16. 角田裕毅+アルファタウリ
17. フェッテル+アストンマーチン
18. サインツ+フェラーリ
19. ラティフィ+ウィリアムズ
20. ペレス+レッドブル
61周目
ルクレール+フェラーリからピットに、「アクセルペダルがおかしい」と無線。
残り10周。ルクレール+フェラーリとフェルスタッペン+レッドブルの差は3.5秒。
ルクレールのアクセルペダル・トラブルに、チームから、「データ上は問題ない」と無線。ルクレールは、「じゃ、なんなの!?」と返信。
しかし、このペースを守っていれば、フェルスタッペン+レッドブルがタイヤが磨耗してペースが上がらないので抜かれる心配はない。
☆☆ スロットルが時々戻らない状況は極めてリスキー。
69周目
ルクレール+フェラーリとフェルスタッペン+レッドブルの差はほぼ3秒。
70周目
フェルスタッペン+レッドブルがジリジリと迫っている。差は2.2秒。
逃げ切り!!
シーズン3勝目、F1通算5勝目。
喜びの雄叫びを上げたルクレール、「ものすごく怖かった」とチームに伝えた。
[STINGER]山口正己