「初めてF1で鈴鹿を走るのが楽しみ」(角田裕毅)
スタート前に降った激しい雷雨で、シンガポールGPのスタートは大きく遅れた。湿度85%で濡れたコースの2/3が乾かず、マリナ・ベイ・ストリート・サーキットを初めて走る角田裕毅にとって、厳しい状況でのレースとなった。
「今日のコンディションは本当にトリッキーでした。インターミディエイトからスリックへのタイヤ交換のタイミングを判断するのは簡単ではなく、早めに交換したので、運転するのは非常に難しかったけれど、タイムを稼ぎ始めていたので、状況はポジティブに見えました」
「ブレーキングポイントを完全に見誤ってコーナーにオーバースピードで入ってしまって、バリアに当たってリタイア、自分自身に不満を感じています。今週末のことを振り返ってから、来週のホームレースに向けて準備する必要があるけれど、鈴鹿で初めてF1マシンを運転するのを楽しみにしています」
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Photo by SCUDERIA ALPHATAURI