勝田貴元、雪のWRC第2戦の２日目にトップタイム！
雪の超高速ラリーを飛ぶ勝田貴元のヤリス。クルマの姿勢と前輪の向きが、完璧なマシンコントロールの証。
2023年WRC第2戦ラリー･スウェーデンのトヨタ･ワークス･ドライバーとしての初ラリーで初日のSS1で6番手につけ、順調なスタートを切った勝田貴元が、2日目のSS4で、チームメイトのロバンペラにコンマ3秒の差を付けてトップタイムを記録した。
勝田は今回、セバスチャン･オジェとシェアして今シーズンを闘っているヤリスWRCで、雪に囲まれたコーナーが少なく超高速のコースを自信に満ちたドライビングで攻め、雪道が大好きとスタート前に語ったコメントが本当だったことを証明、また一歩高みに上がった。
セッションを終えた勝田は、「初日の6位はちょっと慎重になりすぎだったけれど、クルマもいいし、チームが完璧なクルマを用意してくれているので、今日は安心して踏んでいけました。この調子をキープしたいです」とコメントした。
4日間で行なわれる。ラリーの残り２日の行方に注目だ。
◆ラリー･スウェーデンSS4トップ10
1. 勝田貴元＋トヨタ･ヤリスWRC
2. K.ロバンペラ＋トヨタ･ヤリスWRC
3. O.タナック＋フォード･プーマ･ラリー1
4. C.ブリーン＋ヒョンデi20 Nラリー1
5. E.ラッピ/ヒョンデi20 Nラリー1
6. E.エバンス/トヨタGRヤリス･ラリー1
7. T.ヌービル/ヒョンデi20 Nラリー1
8. P-L.ルーベ/フォード･プーマ･ラリー1
9. O.ソルベルグ/シュコダ･ファビアRSラリー2（WRC2-1位）
10. L.ベルテッリ/トヨタGRヤリス･ラリー1
【STINGER】
Photo by GAZOO RACING
