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2023WEC開幕–トヨタの圧倒的1-2と期待のニューカマー

デビューしたポルシェ。ペンスキーの手で熟成か進められる。

2023WEC(世界耐久選手権)が3月23日にセブリングで開幕し、トヨタが独走の1-2フィニッシュを決めた。今年もトヨタの1-2が続きそうな結果となったが、ペンスキーのポルシェなど、新たなコンテンダーがデビューし、熟成に期待が寄せられた。

フロリダの太陽が降り注ぐレースは、2台のトヨタGR010 HYBRIDが、ピットイン毎に順位を入れ換えるトップ争いの中で進み、小林可夢偉組の7号車が、1000マイル先のチェッカカードフラッグを最初に受けた。

フェラーリ449Pのリードで始まったレースは、5周目にイエローフラッグとなったが、トヨタがフェラーリを抜き先頭に立って逃げきった。

3位の座を、ポルシェ963とフェラーリ499P、そしてキャディラックV-シリーズRが激しく争い、最後はフェラーリ499Pの50号車がキャディラック2を引き連れてトヨタに続いた。

木曜日に行なわれた予選で、フェラーリがFIA WECのポールポジションを獲得した7番目のマニュファクチャラーとなり、耐久のトップクラスへの復帰を記録。セブリングのバンピーな路面でリアタイヤの磨耗に苦しんだポルシェ963は5-6番手でゴールした。

また、ハイパーカークラスにデビューした、ヴァンウォール・ヴァンダーヴェル680は、プジョー9X8の93号車と接触、サスペンションのトラブルで8位に甘んじた。

ロイック・デュバルがドライビングするプジョー9X8の94号車は、フォーメーションラップ2周目からトラブルに見舞われて最後尾に後退、ハイブリッドシステムのトラブルで、3時間近くをピットで失った。93号車も、スタート後の1時間ほどでピットストップしてトップ争いから脱落した。

2023WEC第2戦は、4月16日にポルトガルのポルティマオ・サーキットで開催される。

【STINGER】
Photo by WEC

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