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オーストラリアGPに向けて気合充実の角田裕毅

早々に現地入りし、準備万端整えて笑顔の角田裕毅。

角田は、初めてのオーストラリアGPを迎える。オーストラリアGPは、コロナ禍の影響で、角田裕毅がデビューした2021年は開催を中止していた。

2022年の第3戦として行なわれたオーストラリアGPは、フェラーリのシャルル・ルクレールがポールポジションからスタートして、開幕戦に続くシーズン2勝目を記録したが、角田は、予選13番手、決勝15番手でレースを終えていた。

元々、アルバート・パークだけでなく、メルボルンそのものを気に入っている角田裕毅は、お気に入りの場所に早めに乗り込んで週末に向けて調整している。

「バーレーンGPと同じ結果だったサウジアラビアGPの11位は、ポイント圏内まであと一歩だっただけに悔しいです」

「クルマは、バーレーンGPのザヒール・サーキットよりもジェッダに合っていたし、全体的に見れば、チームは我々の持っているパッケージでいい仕事をして、レースペースの点では一歩前進したと思います」

「ポイント争いをした自分自身のパフォーマンスにも、チームのやり方にも満足しています。クルマの限界はわかっていたけれど、実際のレースで他のクルマと戦うと、その限界が誇張されるため、より明確になるどな、マグヌッセンとの10位争いを最後の4周まで続けることができたのは、とてもハッピーだった。バトルは楽しかったです」

「先週はシミュレーターで走りましたが、次のレースやコースに移る前に、レースウィークでできなかったことや、もっとうまくいくはずだったセットアップなど、サウジアラビアのレースでもう一度見直したいと思っていたこともありました」

「今回のレースでは、エアロのアップデートが行われる予定なので、チームに良いフィードバックを与えることに集中します。それがうまくいけば、再びポイント争いに加わることができると思います」

「昨年は、メルボルンで特に良い週末を過ごすことができなかったけれど、オーストラリアとメルボルンのコースの雰囲気がとても良かったので、全体的に楽しめました。サーキットが好きなので、今回は時差ボケを解消して順応するために、早めにメルボルンに来て、仕事を始める前に2、3日、街とビーチを楽しみました」

【STINGER】
Photo by ALPHATAURI

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