角田裕毅10位も不満。“もっと上へ”!
アルファタウリの第3戦オーストラリアGPは、角田裕毅の10番手でポイントをとることができたが、満足できる結果ではなかった。次に向けて、二人のドライバーも、チーム側も、前向きに結果を捉えて次に目標を見据えている。
角田裕毅/10位
「今日は、ちょっと複雑な心境です。シーズン初ポイントを獲得できたのは良かったけれど、正直、自分たちのペースから今日はポイントが取れるとは思っていなかったですから」
「赤旗が出る前、ウォームアップやハードコンパウンドのタイヤを最適な状態にするのに苦労していたことを考えれば、この結果を受け止めるべきだし、自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮できたので、10位という結果には満足しています」
「1コーナーの進入で何台もオーバーテイクできたので、5位を逃したのはとても残念ですが、ポジティブな面では、ポイントを獲得できたので、今後、より多くのポイントを獲得できるよう、努力を続けていきたいと思います」
デ・ブリース/リタイア
「ローガンとの出来事で、残念ながらレースが終わってしまいました。今日はとても苦しかったけれど、序盤はハードコンパウンドでうまく走れましたが、赤旗が出たとき、ミディアム・コンパウンドでスタートした全員がピットでハードコンパウンドに交換することになってしまった」
「レース中にフロントウイングを破損してしまったので、結局アンダーステアとタイヤのマーブルが目立ってしまった。中団グループはまだ厳しい戦いか続いているので、上位に食い込めるよう、これからも努力を続けていきます」
ジョディ・エギントン・テクニカルディレクター
「非常に難しいレースだった。両ドライバーとも、パッケージからできることをすべて引き出そうと懸命にプッシュしたが、マシンを要求通りに働かせることはできなかった」
「とのコンパウンドでもマシンのペースが上がらず、ストレート・スピードに苦しみ、アタックすることもポジションをキープすることもできなかった。次のバクーに向けて、最高の準備をするために、多くのデータを収集し、多くの作業をしなければなりません」
【STINGER】
Photo by Scuderia AlphaTauri