フォーミュラワン.comの“予測”!?
“チャンピオンシップリーダーのレッドブルとのギャップを縮め、ライバルであるアストンマーティンとフェラーリから引き離すことを目的として、メルボルンからの勢いを次のアゼルバイジャンに引き継ぎたい”。
オーストラリアGPの後、次のアゼルバイジャンGPを前にして、フォーミュラ.comが伝えたメルセデスのこのコメントは、なかなか興味深い。
このコメントは、“メルセデスにとって、敵はアストンマーチンとフェラーリで、レッドブルには適わない”と言っているように聞こえるが、だとするとどうも王者らしくない。
もちろん、今シーズン用のレッドブルRB19がそれだけ優れているという見方も正しいけれど、F1チームのマインドはそんなに生易しいとも思えず、このコメントの主題は、“レッドブルとのギャップを縮め”という部分ではないか、と考えられる。そうであれば、メルセデスがなにやら“レッドブルとの差を縮める秘策があるのではないか”、と思えてくる。
“秘策”!? メルセデスが“何かを企んでいるのか”。フォーミュラ.comの『予測』が当たることを祈りつつ、週末を待ちたい。
[STINGER]山口正己
Photo by Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team