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ライブタイムメモ/モナコGP/モナコ・モンテカルロ市街地コース/決勝

予選でクラッシュしてピットスタートとなったセルジオ・ペレスは、潔く自らのミスとコメントして、レースを別の日にする決意でレースを待っている。

☆☆まずは、ポールポジションを奪ったアロンソ+アストンマーチンソと、フェルスタッペン+レッドブルのフロントローの二人の先陣争いが注目されるが、後方の戦いも熾烈を究める準備を整えている。
☆☆要するに、『何が起きてもおかしくない』ということ!?

予選結果は以下の通り。

1.フェルスタッペン+レッドブル
2.アロンソ+アストンマーチン
3.ルクレール+フェラーリ
4.オコン+アルピーヌ
5.サインツ+フェラーリ
6.ハミルトン+メルセデス
7.ガスリー+アルピーヌ
8.ラッセル+メルセデス
9.角田裕毅+アルファタウリ
10.ノリス+マクラーレン
—-以下Q2ノックアウト
11.デ・ブリース+アルファタウリ
12.ハミルトン+メルセデス
13.ストロール+アストンマーチン
14.ボッタス+アルファロメオ
15.アルボン+ウィリアムズ
—-以下Q1ノックアウト
16.サージェント+ウィリアムズ
17.ママグヌッセン+ハース
18.フルケンブルグ+ハース
19.周冠宇+アルファロメオ
20.ペレス+レッドブル

☆☆自身初のQ3進出となったアルファタウリの角田裕毅は、“チームに感謝”とコメントし、感触のいいコースでのいいレースの期待を高めている。

<14時46分>(日本時間21時46分)
モナコ国歌斉奏。

☆☆コース上では追い越しが難しいことで、浜島解説者は、「ピット戦略に注目」とオススメ観戦法を伝えている。要するに、“チームがどのタイミングでタイヤ交換の指示を出すか”に着目せよ、ということだ。

<15時00分>(日本時間22時00分)
フォーメーションラップが始まった。

☆☆ペレスは、ピットレーンからではなく、最後尾グリッドからスタートした。

<15時03分>(日本時間22時03分)
スタート、スタート!
フェルスタッペン+レッドブルがダッシュを決めてホールショットを奪い、アロンソ+アストンマーチンを従えて1コーナーからカジノに向けて駆け上っていく。
ヘアピンで後方で接触。

<15時04分>(日本時間22時04分)
フルケンブルグ+ハースとペレス+レッドブルがピットイン。周冠宇+アルファロメオもタイヤを交換した。

2周目
1.フェルスタッペン+レッドブル
2.アロンソ+アストンマーチン
3.オコン+アルピーヌ
4.サインツ+フェラーリ
5.ハミルトン+メルセデス
6.ルクレール+フェラーリ
7.ガスリー+アルピーヌ
8.ラッセル+メルセデス
9.角田裕毅+アルファタウリ
10.ノリス+マクラーレン
11.ピアストリ+マクラーレン
12.デ・ブリース+アルファタウリ
13.アルファタウリ
14.ボッタス+アルファロメオ
15.サージェント+ウィリアムズ
16.ママグヌッセン+ハース
17.ストロール+アストンマーチン
18.ペレス+レッドブル
19.周冠宇+アルファロメオ
20.フルケンブルグ+ハース

ペレス+レッドブルがファステトスラップを連発して先を急いでいる。しかし簡単には前に出られず、6周目に18番手。

7周目
フェルスタッペン+レッドブルは、アロンソ+アストンマーチンに2.3秒の差を着けている。

☆☆多くのドライバーがレースではリスクを避け、例えばトンネル出口のシケインや、プールサイドのコーナーではガードレールとの距離を大きく取っている。

☆☆これはガードレールにアテナイためだけでなく、タイヤに優しいドライビングでもある。もちろん、燃費にも貢献する。

11周目
サインツ+フェラーリがトンネルでオコン+アルピーヌに接近。ブレーキングでオコン+アルピーヌのインを刺し損なって追突!

サインツ+フェラーリはフロントウィングを壊したか。ピットに“ダメージの状況を知りたい”と訪ねたが、チームは準備していたノーズ部交換を行なわずにそのままいかせることにした。
サインツはフロントウィング右の翼端板を破損している。

13周目
アロンソ+アストンマーチンからチームに、“フロントタイヤがおかしい”と報告。チーム・エンジニアから“接触したのか?”との質問に、アロンソは“ない”。

78周レースの20周目
1.フェルスタッペン+レッドブル
2.アロンソ+アストンマーチン
3.オコン+アルピーヌ
4.サインツ+フェラーリ
5.ハミルトン+メルセデス
6.ルクレール+フェラーリ
7.ガスリー+アルピーヌ
8.ラッセル+メルセデス
9.角田裕毅+アルファタウリ
10.ノリス+マクラーレン
11.ピアストリ+マクラーレン
12.デ・ブリース+アルファタウリ
13.ボッタス+アルファロメオ
14.マグヌッセン+ハース
15.ストロール+アストンマーチン
16.ペレス+レッドブル
17.フルケンブルグ+ハース
18.サージェント+ウィリアムズ
19.周冠宇+アルファロメオ
20.アルボン+ウィリアムズ

☆☆追い越しができないはずのモナコで、激しい攻防戦が展開し、特に後方集団の順位が目まぐるしく変化している。

24周目の現在は、ママグヌッセン+ハースにストロール+アストンマーチンが食い下がって接近戦を展開中。

背後からペレス+レッドブルがチャンスを伺っている。

26周目
上空に厚い雲が広がり、雨雲レーダーが、“10周後くらいに雨が来る”と伝えている。

28周目
ルクレール+フェラーリに何度かピットインの指示が出ているが、ルクレールは無視。チームのデータより、“地元”の経験での判断が勝っている!?

12番手以下が数珠繋がりのひとかたまり。
1.フェルスタッペン+レッドブル
2.アロンソ+アストンマーチン
3.オコン+アルピーヌ
4.サインツ+フェラーリ
5.ハミルトン+メルセデス
6.ルクレール+フェラーリ
7.ガスリー+アルピーヌ
8.ラッセル+メルセデス
9.角田裕毅+アルファタウリ
10.ノリス+マクラーレン
11.ピアストリ+マクラーレン
12.デ・ブリース+アルファタウリ
13.ボッタス+アルファロメオ
14.マグヌッセン+ハース
15.ストロール+アストンマーチン
16.ペレス+レッドブル
17.フルケンブルグ+ハース
18.周冠宇+アルファロメオ
19.アルボン+ウィリア
20.サージェント+ウィリアムズ

33周目
3番手のオコン+アルピーヌがピットイン。上位が動き始めた。

トンネル出口のシケインで、ストロール+アストンマーチンがペレス+レッドブルに当てて前に出た。当てられたペレス+レッドブルは、たまらずジャンプ。“なんだよ、アイツ”とチーム無線に怒鳴った。

36周目
ペレスがピットイン。前の周のトンネル出口のシケインで、ストロール+アストンマーチンとの接触とは別に、前のマクラーレンに追突してフロントウィングを傷め、フロントノーズを交換した。

☆☆チーム無線にあった周回数になっても、雨は来ていない。

39周目
1.フェルスタッペン+レッドブル
2.アロンソ+アストンマーチン
3.ルクレール+フェラーリ
4.ガスリー+アルピーヌ
5.ラッセル+メルセデス
6.オコン+アルピーヌ
7.サインツ+フェラーリ
8.ハミルトン+メルセデス
9.角田裕毅+アルファタウリ
10.ノリス+マクラーレン
11.ピアストリ+マクラーレン
12.デ・ブリース+アルファタウリ
13.ボッタス+アルファロメオ
14.ママグヌッセン+ハース
15.ストロール+アストンマーチン
16.フルケンブルグ+ハース
17.周冠宇+アルファロメオ
18.アルボン+ウィリア
19.ペレスがピットイン
20.サージェント+ウィリアムズ

42周目
10周ほど前からストロール+アストンマーチンがマグヌッセン+ハースの背後にピタリと着けているが、前に出られない。ストロール+アストンマーチンのイライラが募っていることが外からも見てとれる。

44周目
フェルスタッペン+レッドブルにアロンソ+アストンマーチンがジワリと迫ってその差が9秒を切った。が、それを知ったかフェルスタッペン+レッドブルがペースを上げて9秒差に広げた。

☆☆3位のルクレール+フェラーリがピットイン。8番手でコースに戻った。
☆☆ハミルトン+メルセデスと角田裕毅+アルファタウリも続いた。

48周目
トップ4はタイヤ交換を行なっていない。

49周目
ガスリー+アルピーヌがミディアムタイヤに交換、ルクレール+フェラーリの後ろの8番手でレースに戻った。

78周レースの50周目
ヘアピン周辺にポツポツと雨が落ち始めたことをチームラジオが伝えている。

☆☆ターン3に雨が降っている、とサインツ+フェラーリ。

51周目
ノリス+マクラーレンが角田裕毅だの後ろの10番手からタイヤ交換。
1.フェルスタッペン+レッドブル
2.アロンソ+アストンマーチン
3.ラッセル+メルセデス
4.オコン+アルピーヌ
5.サインツ+フェラーリ
6.ハミルトン+メルセデス
7.ルクレール+フェラーリ
8.ガスリー+アルピーヌ
9.角田裕毅+アルファタウリ
10.ピアストリ+マクラーレン
11.ノリス+マクラーレン
12.デ・ブリース+アルファタウリ
13.ボッタス+アルファロメオ
14.マグヌッセン+ハース
15.ストロール+アストンマーチン
16.フルケンブルグ+ハース
17.周冠宇+アルファロメオ
18.アルボン+ウィリア
19.ペレスがピットイン
20.サージェント+ウィリアムズ

54周目
雨が来ているヘアピンはスロー走行で前が詰まってトレイン状態。

55周目
角田裕毅+アルファタウリがピットイン。アロンソ+アストンマーチンにもピットインの指示が出ている。
デ・ブリース+アルファタウリ、ハミルトン+メルセデスもピットイン。角田裕毅+アルファタウリはインターミディエイト。アロンソ+アストンマーチンはミディアム。
ヘアピン辺りは完全ウェットなので非常にリスキー。

フェルスタッペン+レッドブルはピットに“インター”と無線で伝えた後にピットイン。
フェラーリがルクレール-サインツの順でピットインしたが、サインツはかすかにルクレールに待たされる形になった。

57周目
雨がさらに強まり、サインツ+フェラーリがミラボーでスピン。ストロール+アストンマーチンがヘアピンでスピンしてフロントウィングが脱落。

タイムは1分41秒台に落ちている。完全ウェット路面のタイムだが、この時点で誰もレインタイヤを履いていない。

マグヌッセン+ハースが最終コーナー手前で外側のガードレールに接触。ピット入口手前だったので、なんとかピットに入ってタイヤと共にフロントノーズを交換した。

マグヌッセン+ハースが1コーナーを曲がれずスピン。

☆☆サージェント+ウィリアムズもヘアピンでスピン。

☆☆ペレス+レッドブルがウェットに履き替えた。

ペレス+レッドブルに追突したラッセル+メルセデスにペナルティ。

ハミルトン+メルセデスがプールサイド出口の立ち上がりでフラついた。
フェルスタッペン+レッドブルも滑りまくっている。

61周
雨は弱まった。
1.フェルスタッペン+レッドブル
2.アロンソ+アストンマーチン
3.オコン+アルピーヌ
4.ハミルトン+メルセデス
5.ラッセル+メルセデス
6.ルクレール+フェラーリ
7.ガスリー+アルピーヌ
8.サインツ+フェラーリ
9.角田裕毅+アルファタウリ
10.ノリス+マクラーレン
11.ピアストリ+マクラーレン
12.ボッタス+アルファロメオ
13.デ・ブリース+アルファタウリ
14.周冠宇+アルファロメオ
15.アルボン+ウィリア
16.ペレス+レッドブル
17.フルケンブルグ+ハース
18.サージェント+ウィリアムズ
19.ママグヌッセン+ハース
—-以下リタイア
20.ストロール+アストンマーチン

68周目
雨は上がったが、そうなると当然ペースが上がってリスクは軽くなっているわけではない。

9番手を護っている角田裕毅+アルファタウリにノリスとピアストリのマクラーレンが接近している。

67周
路面は、ドライタイヤではリスクが高すぎるが、インターミディエイトでは負担が大きいという際どいコンディション。

角田裕毅+アルファタウリがノリス+マクラーレンに交わされて10番手に落ちた。

☆☆さらにピアストリ+マクラーレンが角田裕毅に迫っている。

69周目
ピアストリ+マクラーレンに交わされた角田裕毅+アルファタウリがミラボーを曲がれず、セフティゾーンへ。切り返してコースに戻った。
13番手に後退。

71周目
ブレーキのバランスがままならない角田は、ずるずると抜かれて15番手に落ちた。

☆☆フェルスタッペン+レッドブルがプールサイド・シケインでアウト側のガードレールに軽くタッチ。

73周目
ウェットタイヤのペレス+レッドブルがフェルスタッペン+レッドブルに前を譲った。

ガスリー+アルピーヌーとサインツ+フェラーリの接近戦は続いている。7番手争い。

76周目
最終ラップ。コースの多くがレコードライン上は乾いたが、まだまだリスクは残っている。

初めてのモナコのポールポジションからダッシュを決めたフェルスタッペン+レッドブルが、独走のレースをゴールした。フェルスタッペンの39勝目。

2023F1GP第7戦モナコGP結果
1.フェルスタッペン+レッドブル
2.アロンソ+アストンマーチン
3.オコン+アルピーヌ
4.ハミルトン+メルセデス
5.ラッセル+メルセデス
6.ルクレール+フェラーリ
7.ガスリー+アルピーヌ
8.サインツ+フェラーリ
9.ノリス+マクラーレン
10.ピアストリ+マクラーレン
11.ボッタス+アルファロメオ
12.デ・ブリース+アルファタウリ
13.周冠宇+アルファロメオ
14.アルボン+ウィリア
15.角田裕毅+アルファタウリ
16.ペレス+レッドブル
17.フルケンブルグ+ハース
18.サージェント+ウィリアムズ
—-以下リタイア
19.マグヌッセン+ハース
20.ストロール+アストンマーチン

オコン+アルピーヌにドライハドーズof the dayに決まった。

マックス・フェルスタッペン(ウィナー)
「ドライビングはトリッキーだった。終盤、タイヤにグレイニングが出ていたので難しかった。何度か壁を擦ったけれど、モナコだからね。トンネルのところはかなり攻めたよ。今日のような天候で勝てたのは嬉しい」

フェルナンド・アロンソ(2位)
「ハードでスタート後のターン1は厳しかった。マックスが順調に行っていたので、楽ではなかった。フルパワーとブレーキング、ターン5と10が厳しかった。セフティカーがなかったのは驚きだった。みんな頑張ったね」

エスティバン・オコン(3位)
「ウッヒョーッ、ポーディアムだよ! スーパーな週末だった。フリー走行からずっと、大きなミスなく、インターに変えてからもミスなくできた。これからたくさん呑みたい。チームをどきどきさせることもなかったからね」

オコンは、アルピーヌの50戦目を表彰台から祝った。

1.フェルスタッペン+レッドブル
2.アロンソ+アストンマーチン
3.オコン+アルピーヌ
4.ハミルトン+メルセデス
5.ラッセル+メルセデス
6.ルクレール+フェラーリ
7.ガスリー+アルピーヌ
8.サインツ+フェラーリ
9.ノリス+マクラーレン
10.ピアストリ+マクラーレン
11.ボッタス+アルファロメオ
12.デ・ブリース+アルファタウリ
13.周冠宇+アルファロメオ
14.アルボン+ウィリアムズ
15.角田裕毅+アルファタウリ
16.ペレス+レッドブル
17.フルケンブルグ+ハース
18.サージェント+ウィリアムズ
—-以下リタイア
19.マグヌッセン+ハース
20.ストロール+アストンマーチン

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2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

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