アルファタウリ順調なスペインGP初日
スペインGP初日金曜日のフリー走行1でピレリタイヤのテストが行なわれたが、スクーデリア・アルファタウリは、エアロレーキを使った確認走行などに追われ、他チーム共々、多忙な金曜日を過ごした。
その上、カタルニア・サーキットの最終コーナーのシケインがなくなって一新されたレイアウトでの確認もあった。最終コーナーは、カタルニア・サーキットの特徴であるフロントアクスルへの負担が大きい高速コーナーのひとつに加わったが、興味深いデータを収集した。
FP2では、パッケージから最大のパフォーマンス引き出すためのセットアップの最適化に焦点が当てられ、燃料搭載量と異なるコンパウンドのタイヤをテスト。ソフトタイヤで1週目のタイムが出なかったことが検討課題となり、決勝レースに向けてタイヤマネジメントの深い理解を進めた。
「明日はラップタイムを向上させ、パッケージを最大限に活用する方法を見つけるために、忙しい一夜が待っている」と。車両性能担当チーフエンジニアのクラウディオ・バレストリは振り返った。
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Photo by Scuderia AlphaTauri