小林可夢偉、NASCARに挑戦!
TOYOTA GAZOO Racingのドライバー兼チーム代表の小林可夢偉がNASCARにデビューする。マシンはToyota Genuine Parts Camry TRDで、オーバル中心に行なわれるNASCARの中で数戦予定されている第24戦(8月13日)のインディアナポリスのロードコース戦。決勝は、8月13日(日)現地時間午後2時半(日本時間翌14日午前3時半)にスタートする。
可夢偉は、レースキャリアをカートから始め、フォーミュラトヨタのレーシングスクールのスカラシップを得、2006年にトヨタF1チームのサードドライバーとして契約。2009年のブラジルGPでF1にデビュー。2014年までF1に参戦した後、スーパーフォーミュラやSUPER GTとともにWECに参戦し、2020年にWECの世界チャンピオンとなり、2021年にはルマン24時間に優勝。現在はスーパーフォーミュラと、WECシリーズにTGR WECチームのドライバー兼チーム代表を勤めている。
小林可夢偉
「アメリカのモータースポーツ文化は、日本やヨーロッパとは少し違いがあり、中でも独特の文化を持つNASCARは、アメリカのドライバーにとって、文字通りアメリカンドリームのレースです」
「ここ数年、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権を何戦か戦ってきました。IMSAとNASCARは異なるレースですが、テクノロジーは非常に高いレベルにあります。機会を与えてくれたTRD-USAと北米トヨタ、TGRに本当に感謝しています」
「トヨタがNASCARに参戦からしばらく経ちますが、カップ・シリーズに参戦する日本人ドライバーは私が初めになるので、チャンスをいただけて本当に嬉しいです」
【STINGER】
Photo by Photo by GAZOO RACING