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イギリスの日– ノリス&ピアストリのマクラーレン・デュオ殊勲!

2番手グリッドからスタートしたノリスがダッシュを決め、トップで1コーナーを回った。ピアストリも3番手に続くイギリス狂気の瞬間。

快晴のシルバーストンで2023F1GP第11戦イギリスGPが行なわれ、抜きにくいはずの超高速コースで山盛りの追い越し合戦が展開、いつものようにフェルスタッペン+レッドブルが優勝したが、表彰台にランド・ノリスとルイス・ハミルトンが登壇、マクラーレンとウィリアムズの老舗チームの活躍も舞台を盛り上げ、“THE BRITISH DAY”と言える日だった。

優勝のフェルスタッペン+レッドブルは、スタートダッシュでノリス+マクラーレンに交わされたが、4周目にポジションを取り返して逃げきった。

だがレースを終えたフェルスタッペンは、「スタートでホイールスピン。ランド(ノリス)にいかれた。ランドとルイス(ハミルトン)が速かったので、楽なレースじゃなかった。スタートが良くなかったので後で見直さなくては」とレースを振り返り、「2台のマクラーレンよかったけれどなんとか凌げた。セフティカーが出たこともあって、ギャップを広げられなかった。ランドは本当によく戦ってDRSでやられそうになって、11連勝、簡単じゃなかった」とレースを振り返った。

ノリスのチームメイトのピアストリも、新人ながら光った走りで4位とレースを盛り上げた。(→)

ノリス+マクラーレンとフェルスタッペン+レッドブルの戦いに続いたのは、ハミルトン+メルセデスとアロンソ+アストンマーチンの“チャンピオン・バトル”。ラッセル+メルセデスとルクレール+フェラーリの戦いも緊迫し、「シルバーストンは追い越しが難しいコースじゃなかったのか!」と叫びたくなる展開が連発した。

ペレス+レッドブルvsストロール+アストンマーチン、角田裕毅+アルファタウリvsサージェント+ウィリアムズなどのバトルが加わり、ノリス+マクラーレンvsハミルトン+メルセデスのイギリス人バトルがレースを締めくくった。

フェルスタッペン+レッドブルは、シーズン10連勝、去年のアブダビGPから11連勝と好調を維持したが、フェルスタッペンのコメントから、マクラーレンを始め、ポテンシャルアップしたライバルが今後のレースを楽しみなものにしてくれることを伝えていた。

角田裕毅+アルファタウリは、スタートで3ポジション・アップを決めたが、そこまで。アップデイトを実行したマシンは、レースでもポテンシャルを見せることなく16番手でゴールした。

次の第12戦は、今回の超高速とは対照的な低速コース。シルーバーストンとは“別の展開”が待っている。

イギリスGP結果
1.フェルスタッペン+レッドブル
2.ノリス+マクラーレン
3.ハミルトン+メルセデス
4.ピアストリ+マクラーレン
5.ラッセル+メルセデス
6.ペレス+レッドブル
7.アロンソ+アストンマーチン
8.アルボン+ウィリアムズ
9.ルクレール+フェラーリ
10.サインツ+フェラーリ
11.サージェント+ウィリアムズ
12.ボッタス+アルファロメオ
13.フルケンブルグ+ハース
14.ストロール+アストンマーチン
15.周冠宇+アルファロメオ
16.角田裕毅+アルファタウリ
17.デ・ブリース+アルファタウリ
—-以下リタイア
18.ガスリー+アルピーヌ
19.マグヌッセン+ハース
20.オコン+アルピーヌ

[STINGER]山口正己

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1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
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1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
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